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(天声人語)ラ.マルセイエーズの大合唱 2017年4月25日
作者: 发表时间:2017-12-12 浏览:673

 (天声人語)ラ?マルセイエーズの大合唱

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 フランスの国歌「ラ?マルセイエーズ」は歌詞のむごたらしさで知られる。フランス革命の際、外国と戦う兵士を鼓舞するため書かれた。敵が〈息子を、妻を、殺しに来る〉〈武器を取れ、市民諸君〉〈不浄なる血が我らの田畑に吸われんことを〉(吉田進訳)▼パリで先週、右翼?国民戦線の集会をのぞいた時も何度も合唱されていた。この党の排外的な姿勢と重ね合わせると、落ち着かない気分になった。マリーヌ?ルペン党首が「移民の裏にテロがある」と声を張り上げ、「ここは我々の場所だ」と聴衆が叫んでいた▼これでもマリーヌ氏の父親が党首で、人種差別的な発言が目立った頃と比べると穏当だという。「父親の時代なら支持しなかった」という女性が会場にいた。「マリーヌは貧しい人のことを何とかしようとしている」▼東部の小さな町を訪れた。地域の経済を支えた高炉が火を落とし、仕事を求めて隣国に通う人がいる。かつて社会党が強かったが今や国民戦線の金城湯池(きんじょうとうち)である。「政府に裏切られた」。そんな声を聞いた▼大統領選は、マクロン氏とルペン氏による決選投票に持ち越されることになった。親欧州連合(EU)対反EUであり国際主義対ナショナリズムだといわれる。しかし、裏にあるのは「経済の変動の中でうまくやっている人」と「うまくいかない人」との断絶であろう▼置き去りにされた人たちに手を伸ばすことができなければ、排外主義は静かに入り込む。フランスに限った話ではない。