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第七课 雨伞 第一部分
作者: 发表时间:2013-05-07 浏览:4910

雨 傘

読みながら

1.思春の少年少女がお互いにどのような気持ちをもち、どのように付き合っていますか。

2.作者は少年少女のほのかな恋心を「雨傘」を通じてどのように描いているでしょうか。

 

川端  康成

濡れはしないが、なんとはなしに肌の湿る、霧のような春雨だった。表に駆け出した少女は、少年の傘を見てはじめて

「あら、雨なのね?

少年は雨のためよりも、少女が坐っている店先を通る恥ずかしさを隠すために、開いた雨傘だった。

しかし、少年は黙って少女の体に傘をさしかけてやった。少女は片一方の肩だけを傘に入れた。少年は濡れながらおはいりと、少女に身を寄せることが出来なかった。少女は自分も片手を傘の柄に持ち添えたいと思いながら、しかも傘のなかから逃げ出しそうにばかりしていた。

二人は写真屋に入った。少年の父の官吏が遠く転任する。別れの写真だった。

「どうぞお二人でここへお並びになって。」と、写真屋は長椅子を指したが、少年は少女と並んで坐ることが出来なかった。少年は少女のうしろに立って、二人の体がどこかで結ばれていると思いたいために、椅子を握った指を軽く少女の羽織に触れさせた。少女の体に触れた初めだった。その指に伝わるほのかな体温で、少年は少女を裸で抱きしめたような温かさを感じた。

一生この写真を見る度に、彼女の体温を思い出すだろう。

「もう一枚いかがでしょう。お二人でお並びになったところを、上半身を大きく。」少年はただうなずいて

「髪は?」と、少女に小声で言った。少女はひょいと少年を見上げて頬を染めると、明るい喜びに目を輝かせて、子供のように、素直に、ばたばたと化粧室へ走って行った。

少女は店先を通る少年を見ると、髪を直す暇もなく飛び出して来たのだった。海水帽を脱いだばかりのように乱れた髪が、少女は絶えず気になっていた。しかし、男の前では恥ずかしくて、後れ毛を掻き上げる化粧の真似も出来ない少女だった。少年はまた髪を直せと言うことは少女を辱めると思っていたのだった。

化粧室へ行く少女の明るさは、少年を明るくした。その明るさの後で、二人はあたりまえのことのように、身を寄せて長椅子に座った。

写真屋を出ようとして、少年は雨傘を捜した。ふと見ると、先に出た少女がその傘を持って、表に立っていた。少年に見られてはじめて、少女は自分が少年の傘を持って出たことに気がついた。そして少女は驚いた。なにごころないしぐさのうちに、彼女が彼のものだと感じていることを現したではないか。

少年は傘を持とうと言えなかった。少女は傘を少年に手渡すことが出来なかった。けれども写真屋へ来る道とはちがって、二人は急に大人になり、夫婦のような気持で帰って行くのだった。傘についてのただこれだけのことで------

(『新潮日本文学5 川端康成集』新潮社)

 

 

注釈

1.「少年は濡れながらお入りと、……」(P94-78) ---- 的“お入り”是“お入りなさい”的省略。“と”后面可以理解省略了“言って”

2.「傘のなかから逃げ出しそうにばかりしていた」(P94-10)----“~そうにしてい”

表示某一作是在前面叙述的子,状行的。「ばかり」是加限定的气,表示繁的作。

 

言葉の使い方

1.隠す

・ 少女は恥ずかしくて帽子で顔を隠した。

・ 子供は長椅子の後ろに身を隠した。

・ 彼は罪を隠そうとして、羽織に いた血を洗い落とした。

 

2.しかも

    あのレストランの料理は安くて、しかもおいしいんです。

    不治の病と知りながら、しかも笑顔を絶やさなかった

・ さんざん負けて、しかも平然としている。

 

3.触れる

    濡れた手で電気に触れないように注意してください。

    彼と別れた理由については、触れたくない。

・ 目に触れた風景は20年前と変わりがなかった。

 

4.ほのか

    霧のため、向こうの山がほのかに見える。

    彼女に対するほのかな思いが芽生えた。

・ 34歳ときのことはまだほのかに覚えている

 

5.ひょいと

    横の道からひょいと子供が飛びだしたので、慌てて自転車のブレーキをかけた。

    ひょいと後ろを見たら、一匹の野良猫がついて来ている。

    田中さんは走り高飛びが得意で、160センチの高さもひょいと飛び越える

 

1.    素直

    彼女は素直な人だ。

・ 彼は素直に友人の忠告を聞いて、賭け事をやめた。

    彼の人柄は素直な字からも窺える。

 

2.    ばたばた

    子供が病院の廊下をばたばたと走っていたので、お母さんは小声で止めさせた。

    新しい仕事にまだ慣れず、ばたばたと日を過ごしている。

    故障した潜水艦にいる兵士たちは酸素不足と寒さのため、ばたばたと倒れていった。

 

8. 乱れる

    少女は化粧室の鏡の前で、乱れた髪を直した。

    彼からの手紙を読んぞ、彼女は心が乱れてしまった。

    あとから来た人が次々と看護婦さんに呼ばれたが、私の番はなかなか回ってこな

い。順番が乱れたようだ。

 

9. 真似る

    彼はいろいろな方言を真似るのが上手だ

    録音テープを真似て発音の練習をする。

    サルは人間の真似をすることができる。

表現と文型

1.~は~ないが、~

動詞否定形の間に「は」が入って前述事項を否定する一方、後述事項はそれほどでは

ないが、ある程度に達していることを表す。

    死にはしないが、大変つらい病気です。ぎだいきけん

    この議題に対して、反対はしないが、棄権する。

    晴れてはいないが、光は十分明るい。

・ 酔ってはいないが、頭がふらふらしている。

 

2.なんとはなしに

「はっきりとした理由や目的はなしに」という意味を表す。「なんとなく」とじ。

    年を取ると、なんとはなしに昔の友達に会ってみたくなります。

    なんとはなしに、彼と話す気にはなれない。

・ なんとはなしに歩いていたら、公園の前に出ていた。

 

3.気になる

①あることが気持ちに引っかかって離れない意味を表す。

②動詞連体形について、ある事をしようとする積極的な気持ちになる意味を表す。

    母親は娘の病気が気になっている。

・ 入学試験のことがとても気になります。

    こんな暑さでは勉強する気にはなれない。

・ 一人で京都へ旅行に行く気になった。

 

4.~うちに

名詞十の、または活用語の連体形に付いて、ある時間の間に、またはある状態や動作が続く間に、という意味である。

    子供は夏休みのうちに、水泳の基本技術を身につけた。

    一週間のうちに、この仕事をやってしまおう。

    友達といろいろ話しているうちに気持ちがだんだんよくなりました。

    てんぷらは熱いうちに食べたほうがおいしいです。

・ 雨が降らないうちに帰ろう。

 

5.~ではないか

断定助動詞「だ」の否定疑問形である。名詞・形容動詞語幹・形容詞・動詞連体形について、話し手の予想していなかったことを発見した場合の驚きの気持を表す。丁寧

体「でにありませんか」である。

    こんな場合にこんな言い方をするなら、彼女を辱めることになるではないか。

    夢ではないかと、目を疑った。

    私は驚いた。彼女の態度やしぐさは妻と全く同じではないか。

 

練習問題

1.本文の内容に沿って、次の質問に答えなさい。

(1)少年はどうして傘を開いたのですかか。

(2)「少女は片一方の肩だけを傘に入れた」のはなぜですか。

(3)この写真は二人にとってどんな意味を持っていますか。

(4)先に写真屋を出た少女のなにごころなしに少年の傘を持ったしぐさには何が感じられますか。

(5)この文章を読んであなたは少年少女の恋にどう思いますか。

 

2.本文を読んで少年と少女動作と気持ちをメノしなさい

 

人物    

場所   

少年

少女

店先

 

 

途中

 

 

写真屋(1枚目の写真をとる前)

 

 

写真屋(2枚目の写真をとる前に)

 

 

写真をとった後

 

 

帰る道

 

 

 

3.本文の内容にもとづいて、次の問いに答えなさい。

 (1)少女の行動を「なにごころないしぐさ」と表現したのはどうしてか。25字以上

以内で説明しなさい。(漢字・仮名・句点を含めて)

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)「写真屋へ来る道」で、二人が大人になっていないことを最もよく示す表現を、少年と少女についてそれぞれ一文ずつ抜き出しなさい。

少年-----

少女-----

(3) 二人が「急に大人に」なったのはどの時点からであると考えられるか。次の中から

最も適切ものを選び、記号で答えなさい。

a.少年はただうなずいて「髪は?」と少女に小声で言った。

b.化粧室へ行く少女の明るさは、少年を明るくした。

c.少女は自分が少年の傘を持って出たことに気がついた。

d.少年は傘を持とうと言えなかった。

 

4.次の(      )に適当な平仮名を書きなさい。

(1)ドアを開けると、アリさんカミ外(   )立っていた。

(1)何だろう(  )開けて見ると、「白烏の湖」のCDだった

(2)原因は油っこいものばかり食べている習慣(   )ある。

(3)脳死は脳が死んだ状態(   )言う。

(4)若いうちに、いろいろ(   )経験したいと思う。

(5)その部分(  )他人の元気な内臓(  )取りかえると、命(  )助かる。

(6)心配で、心配で、夜、寝ること(  )できなかった。

(7)心臓移植手術は1年間(   )2400件近く行われている。

(8)パソコン通信(   )通じて心が温かくなるよう(   )交流を広げている。

(10)20歳の私( )( )( )おじいさんのほうが元気です

 

1.   abから適当な語句を選んで    に入れなさい。

(1)弘は淳子の耳に口を    、何か話している。

a.近づいて   b.寄って   c.寄せて   d.付けて

(2)彼女は恥ずかしさを    ために、傘をさした。

a.隠す     b.飾る    c.落とす   d.覆う

(3)「どうぞおかけください」と言って、椅子を     

a.出した    b.あげた   c.指した   d.持っ

(4)二人は友情によって    いる。

a.付けられて  b.結ばれて  c.組み合わせて   d.合わせて

(5)春子さんは目を喜びに    じっと先生を見つめている。

a.輝いて    b.輝かせて  c.光って      d.光らせて

(6)母の病気が気に    、週末に田舎へ帰ろうと思っている。 

a.あって    b.して    c.なって      d.つけて

(7)高校時代から好きになった彼女に話し     勇気がない。

a.かける    b.かかる   c.つける      d.つく

(8)遠くから明りが     に見える。

a.はなやか   b.さわやか  c.にぎやか     d.ほのか

(9)油が手に    くっついている。

a.ばたばた    b.ふらふら    c.べたべた   d.ぐちゃぐちゃ

(10)    振り返ると後に父が立っていた。

a.きっと     b.ずっと     c.あと     d.ふと

 

6.次の中国語を日本語に訳しなさい

(1)话虽出口,眼神已明了一切。(~は~ないが)

 

(2)不知,一到他就脸红(なんとはなしに)

 

(3)趁着年,一定要努力学(~うちに)

 

(4)不是夏文?你什么时候回的国?(ではないか)

 

(5)这种时在没有心情去他。(~気になる)

 

7.枠の例を参考にして、通知、案内などの書き方を考えて、

(1)試合の時間変更のお知らせを書きなさい。

(2)筑波大学文芸・言語系鈴木弘先生の講演の案内を書きなさい。内容は「夏目漱石と魯迅」

忘年会を開くことになりました。

日時1226()7時~9

場所第三食堂会費15(飲み物とお菓子代)

 

参加お待ちしています。

幹事   超   立

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