有名な故事成語
あ
青は藍より出でて藍より青し
秋高く馬肥ゆ
悪事千里を走る
朝に道を聞かば夕に死すとも可なり
中らずと雖も遠からず
能わざるに非ず、為さざるなり
羹に懲りて膾を吹く
危うきこと累卵のごとし
過ちて改めざる、是を過ちという
過ちては改むるに憚ること勿かれ
晏子の御
う
魚を得て筌を忘る
羽化登仙
烏合の衆
中に誠あれば、外に形わる
迂直の計
生まれながらにして貴き者無し
烏有
怨み骨髄に入る⇒怨み骨髄に徹す
怨み骨髄に徹す
え
穎脱
鴛鴦の契り
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや
遠水は近火を救わず
遠慮なければ近憂あり
お
老いたる馬は路を忘れず⇒老馬の智
王侯将相寧んぞ種有らんや
応接に暇あらず
屋下に屋を架す
己の欲せざる所は人に施すこと勿かれ
思い内に在れば、色外に形る⇒中に誠あれば、外に形わる
思い半ばに過ぐ
終わりを慎むこと始めの如くすれば、則ち事を敗ること無し
尾を塗中に曳く
温故知新
女は己を説ぶ者の為に容づくる
き
既往は咎めず
奇貨居くべし
危急存亡の秋
騎虎の勢い
疑心暗鬼を生ず
機に臨み変に応ず⇒臨機応変
木に縁りて魚を求む
驥尾に付す
杞憂
九牛の一毛
牛首を懸けて馬肉を売る
牛耳を執る
九仞の功を一簣に虧く
窮すれば通ず
牛刀もて鶏を割く⇒鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん
曲学阿世
曲突徙薪
玉石混淆
居は必ず郷を択ぶ
居は気を移す
漁父の利
漁夫の利⇒漁父の利
槿花一日の栄
く
株を守る⇒守株
愚公山を移す
君子の交わりは淡きこと水のごとし
君子は豹変す
君子は独りを慎む⇒慎独
け
鶏群の一鶴
鶏口牛後
鶏口となるも牛後となるなかれ⇒鶏口牛後
経国の大業⇒文章は経国の大業、不朽の盛事なり
蛍雪の功
鶏鳴狗盗
逆鱗にふる
拳拳服膺
乾坤一擲
阮籍青眼
捲土重来
賢にして財多ければ、則ち其の志を損ない……
犬馬の心
犬馬の養い
犬馬の労
言悖りて出づる者は、亦た悖りて入る
黔驢の技
剣を落として舟を刻む
こ
肯綮に中る
巧詐は拙誠に如かず
恒産なき者は恒心なし
口耳の学
好事は門を出でず、悪事は千里を行く⇒悪事千里を走る
後生畏るべし
浩然の気
功遂げ身退くは天の道なり
狡兎死して走狗烹らる
亢竜悔い有り
呉越同舟
国士無双
心ここに在らざれば、視れども見えず
志ある者は事竟に成る
五十にして四十九年の非を知る
五十歩百歩
虎視眈眈
涸沢の蛇
琴柱に膠す
鼓腹撃壌
五里霧中
さ
塞翁が馬
先んずれば人を制す
左袒
山雨来らんと欲して風楼に満つ
三顧の礼
三三五五
三舎を避ける
三秋の思い⇒一日千秋
三上
三遷の教え⇒孟母三遷
三人市虎を成す⇒市に虎あり
三人虎を成す⇒市に虎あり
三年飛ばず鳴かず
す
推敲
過ぎたるは猶お及ばざるがごとし
杜撰
そ
喪家の狗
滄海変じて桑田となる⇒桑田変じて滄海となる
創業は易く守成は難し
糟糠の妻
宋襄の仁
漱石枕流
桑田変じて滄海となる
霜葉は二月の花よりも紅なり
倉廩実ちて礼節を知る
惻隠
其の独りを慎む⇒慎独
存亡禍福は皆己に在り
た
大義親を滅す
大器晩成
太公望
泰山鴻毛⇒死は或いは泰山より重く、或いは鴻毛より軽し
泰山北斗⇒泰斗
泰斗
多岐亡羊
他山の石
多士済済
蛇足
多多益々弁ず
脱兎の勢い⇒始めは処女の如く、後は脱兎の如し
断機の戒め⇒孟母断機
男女七歳にして席を同じゅうせず
男女室に居るは、人の大倫なり
胆大心小
断腸
短兵急
ち
知音
知行合一
智者も千慮に必ず一失有り⇒千慮の一失
致知格物⇒格物致知
中原に鹿を逐う⇒鹿を逐う
朝三暮四
長幼序有り
つ
月満つれば則ち虧く
て
手の舞い足の踏む所を知らず
天知る、地知る、我知る、子知る
天道是か非か
天は長く地は久し
と
頭角を現す
灯火親しむべし
桃源郷
同日の論にあらず
同声異俗
道聴塗説
堂堂の陣⇒正正堂堂
同病相憐れむ
桃李もの言わざれど下自ずから蹊を成す
登竜門
蟷螂の斧
読書尚友
徳は孤ならず、必ず隣あり
図南
怒髪、天を衝く
富は屋を潤し、徳は身を潤す
虎の威を借る狐
虎を養いて患いを遺す⇒養虎の患い
鈍学功を累ぬ
な
泣いて馬謖を斬る
名は実の賓
習い性と成る
南船北馬
に
錦を衣て郷に還る
錦を衣て夜行くがごとし
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん
人間万事塞翁が馬⇒塞翁が馬
ね
燃眉の急
の
能事畢る
嚢中の錐
述べて作らず
は
敗軍の将は兵を語らず
背水の陣(史記)
背水の陣(十八史略)
杯中の蛇影
白眼⇒阮籍青眼
莫逆の友
麦秀の嘆
白眉
伯楽は常には有らず
始めは処女の如く、後は脱兎の如し
恥ずること無きを之れ恥ずれば、恥無し
破竹の勢い
破天荒
花は半開を看、酒は微酔に飲む
跛鼈も千里
万里同風
万緑叢中紅一点
ふ
風馬牛
風林火山
不倶戴天
武断
舟に刻みて剣を求む⇒剣を落として舟を刻む
武陵桃源⇒桃源郷
刎頸の交わり
文事ある者は必ず武備あり
文質彬彬
文章は経国の大業、不朽の盛事なり
糞土の牆は杇るべからず
へ
兵に常勢無し
兵は詭道なり
兵は拙速を尊ぶ
璧を完うして趙に帰る⇒完璧(史記)
璧を完うして帰る⇒完璧(十八史略)
ほ
亡国の音
暴虎馮河
法三章
亡羊の嘆⇒多岐亡羊
墨守
木鐸
臍を噬む
ま
先ず隗より始めよ
満を持す
み
自ら見す者は明らかならず
水清ければ魚棲まず
水は方円の器に随う
む
矛盾
め
明鏡止水
明主は一顰一笑を愛しむ⇒一顰一笑
明窓浄机
明哲保身
明眸皓歯
目に一丁字なし⇒一丁字を識らず
面従後言
面友
も
孟母三遷
孟母断機
木鶏
目耕
沐猴にして冠す
本立ちて道生ず
門外雀羅を設くべし⇒門前雀羅を張る
門前市を成す
門前雀羅を張る
や
安きこと泰山の如し
野に遺賢無し
病膏肓に入る
山高く水長し
夜郎自大
ゆ
牖中に日を窺う
勇猛果敢
行くに径に由らず
逝く者は斯くのごときかな……
よ
用行舎蔵
養虎の患い
羊頭狗肉⇒羊頭を掲げて狗肉を売る
羊頭を掲げて狗肉を売る
善く游ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ
余桃の罪
世と推移す