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日本語専攻基礎段階基本文型

来源:日语港 作者:日语港 时间:2010-02-06 阅读:8391

1.あまり…ない。
➪「そんなに…ない」。程度が普通であるという意を表す言い方。
①この店の品物はあまり高くない。
(这家店的商品不太贵。)
②今年の冬はあまり寒くなかったから、助かりました。
(多亏今年冬天没怎么冷,少受了些罪。)
③彼女は最近あまり遅刻しなくなりましたね。
(她最近不怎么迟到了。)

2.いかにも…らしい。
➪「本当に…ようだ」。典型的な状態に合致している様子を表す言い方。
①彼がいかにもほんとうらしく言っていたので、もう少しで騙されるところでした。
(他说的就跟真的似的,我差点就被骗了。)
②あの先生はいかにも学者らしい。
(那位老师很像个学者。)
③あの堂々たる態度はいかにも男らしい。
(那勇敢的态度真像个男子汉。)

3.いくら…ても…。
➪「どんなに…ても…」。程度の甚だしいことを考慮に入れる様子を表す言い方。
①気に入ったから、いくら高くても買うつもりです。
(因为特别中意,所以,就算再贵我也打算买。)
②いくら謝っても、彼は許そうとしなかった。
(无论我怎样赔礼道歉,他都不肯原谅我。)
③あの人はお酒には強いらしく、いくら飲んでも顔は赤くならない。
(那个人好像酒量很大,不管喝多少,脸都不会变色。)

4.…以上は…。
➪「…からには…」。「…だから当然」とまず理由を言い、話す人の判断や決意、忠告、お勧めなどを言うときに使う言い方。
①留学に行った以上は、博士号まで取ってお帰りなさい。
(既然去留学,那就拿个博士学位再回来吧。)
②約束をした以上は、約束をちゃんと守らないといけない。
(既然约定好了,就应该遵守约定。)
③やり始めた以上は、最後までまじめにやらないといけないだろう。
(既然着手做了,就应该认真做到最后吧。)

5.一向に…ない。
➪「全然…ない」。程度がひどいという意を表す言い方。
①彼は先生の忠告を一向に聞こうとしない。
(他根本就不听老师的忠告。)
②彼は大学に入ってから、どうしてか一向に勉強しなくなった。
(不知道为什么,自从上了大学以后,他就根本不学习了。)
③その件については一向に存じておりませんので…。
(有关那件事,我一点都不了解,所以……。)
④年のせいか、父の病気は一向によくならない。
(可能是上了年纪的缘故吧,父亲的病情丝毫不见好转。)

6.一体…か。
疑問の意を強調して言う言い方。
①最近全然勉強もしないで、一体どうする気なの?
(最近根本不见你学习,究竟是怎么打算的?)
②あそこに人が大勢集まって騒いでいるのは、一体どういうことか。
(那么多人聚集在那里吵吵嚷嚷的,究竟怎么啦 ?)
③山中さんって、一体どういう人ですか。
(叫做山中的人,到底是一个怎样的人呢?)

7.…一方だ。
➪「ますます…していく」。ある傾向がますます強くなる様子を表す言い方。普通好ましくない事に使われる。
①近代化が進むにつれて、公害問題はひどくなる一方だ。
(随着近代化的发展,公害问题也变得日趋严重起来。)
②最近、日本の物価は高くなる一方だ。
(最近日本的物价不断在上涨。)
③父の病気は重くなる一方で、全然回復しそうもない。
(父亲的病情越来越严重,丝毫不见有好转的迹象。)

8.…一方では…、他方では…。
➪「片方では…、他方では…」。違う事柄が同時に行われるという意を表す言い方。
①彼女は一方では小説を書きながら、他方では英語の勉強もしている。
(她在写小说的同时,还在学习英语。)
②彼は一方では商売をしているが、他方ではボランティア活動もしている。
(他不仅在经商,同时还参加志愿者活动。)
③会社の運営方針について、一方では賛成する人もいるが、他方では反対する人も出てきた。
(针对公司的经营方针既有赞成的人,相反,也有反对的人。)
④彼は一方では冷酷な商人の顔を持つが、他方では慈善家としても有名だ。
(他具有冷酷的商人面孔,而另一方面,又做为一名慈善家而闻名。)

9.…う(よう)と思う。
➪「…するつもりだ」。将来何かをするという話し手の意志を表す言い方。
①大学を出たら、日本へ留学に行こうと思っている。
(大学毕业后,我打算去日本留学。)
②夏休みには、どこかへ旅行にでも行こうと思っている。
(暑假期间我准备去旅游。)
③お金が貯まったら、マイカーを買おうと思っている。
(等攒够了钱,我打算买一台私家用车。)

10.…う(よう)と決心する。
➪「…う(よう)と決めた」。将来の目標を決意する言い方。
①大きくなったら大金持ちになろうと決心した。
(长大后我一定要成为一个有钱人。)
②何があってもあきらめないでがんばろうと決心している。
(无论将来发生什么事情,我也决不会放弃。)
③留学できたら、博士号を取って帰ろうと決心した。
(如果能去留学的话,我一定拿个博士学位回国。)

11.…う(よう)とする。
「…う(よう)」と思って、そのことを始める直前の状態にいることを表したり、行為者の意志を表したりする。
①出かけようとしたら、母に勉強しろと言われた。
(我刚要出门,就被妈妈留下学习了。)
②夕食の支度をしようとしたとき、友達から電話がかかってきた。
(我正准备做晚饭时,朋友打来了电话。)
③今朝は早く起きて勉強でもしようとしたが、なかなか起きられなかった。
(本打算我今天早些起床学习,可怎么也没能起来。)

12.お(ご)…ください。
相手にある行為を勧める言い方。「…てください」よりやや丁寧な言い方。相手(特に目上の人)に何かを頼む場合は「…てくださいませんか」という言い方をする。
①どうぞ、おかけください。
(请坐!)
②どうぞ、お入りください。
(请进!)
③すみませんが、ペンでお書き入れください。
(对不起,请您用钢笔填写。)
④先生、お忙しいところをすみませんが、私の論文をご覧になってくださいませんか。
(老师,真不好意思,能否请您在百忙之中抽空看看我的论文?)

13.お(ご)…します。
「(私が)…します」の謙譲語。話し手が相手に関連ある行為を行う場合に使う言い方。「お…いたす」はより敬意が高い言い方。
①お待ちしておりました。どうぞ、こちらへ。
(我正等着您呢,请到这边来。)
②先生、お荷物重たそうですね。お持ちしましょうか(お持ち致しましょうか)。
(老师,您的行李好象很重,让我来拿吧。)
③では、ご紹介しましょう(ご紹介致しましょう)。
(下面我来介绍一下。)

14.おそらく…だろう。
➪「たぶん…だろう」。可能性の高い事を推量する言い方。
①こんな時間だから、もうおそらく来ないだろう。
(都已经这个时间了,他大概不会来了吧。)
②こんなに難しい問題、彼女にはおそらく解けないだろう。
(这么难的题,她可能解不了吧。)
③あの人は恥ずかしくて、親にもおそらく言えなかったんだろう。
(他大概惭愧得就连父母都没敢告诉吧。)

15.お(ご)…です。
(敬語)「…です」より丁寧な言い方。普通は相手と関係ある事柄・物を言う場合に使う。「お」は和語に、「ご」は漢語につく。
①李さん、お手紙ですよ。
(小李,你的信。)
②社長、山田さんという方が控え室でお待ちです。
(社长,有位叫山田的先生在接待室等您。)
③運転免許か身分証明書をお持ちでしたら、見せてください。
(如果您带有驾驶证或身份证的话,请出示一下。)
④ご家族にもよろしくお伝えください。
(请代我向您家人问好!)

16.お(ご)…になる。
(敬語)相手の行為を敬って言う言い方。
①先生、今朝のニュース、もうお聞きになったでしょうか。
(老师,您听今天的新闻了吗 ?)
②社長はいつおいでになるんでしょうか。
(请问社长什么时候能来?)
③すみません。社長は今会議中なので、ここで少々お待ちになってくださいませんか。
(抱歉,社长正在开会,请您在这里稍等一会儿。)

17.…か…か…。
選択を表す言い方。
先生に相談したほうがよいか、親に相談した方がよいかと迷っているところです。
(我不知道是跟老师商量好、还是跟父母商量好,正犹豫着呢?)
行くか行かないか早く決めなさい。
(去与否,请你早点下结论。)
大学院の試験を受けるか、留学するか今考えているところです。
(考研究生还是去留学,我现在正在考虑之中。)

18.…がする。
(慣用句)「…という感じがする」という意を表す言い方。
①夜中だというのに、隣の部屋から話し声がする。
(都深更半夜了,隔壁还有说话声。)
②もうすぐ彼が来そうな気がする。
(我觉得他马上就会来。)
③復習していないので、先生に質問されそうないやな予感がする。
(没有复习,因此,总有一种要被老师提问的不祥预感。)
④長い間、人が住んでいないから、部屋からかびのにおいがする。
(由于长时间无人居住,房间里有一股霉味。)

19.(疑問詞)が…ですか。
主に「疑問詞」のところに疑問を感じた時に使う言い方。
①あなたが中島さんでしょうか。
(您就是中岛先生吧 ?)
②一体誰がここに置いたんでしょう。
(究竟是谁放在这里的呢?)
③あなたはどんなタイプの人がお好きですか。
(您喜欢哪种类型的人?)
どれがあなたの車ですか。
(哪一辆是你的车?)

20.…か…どうか…。
はっきりしていない事柄を表す言い方。普通打ち消しの言い方「…知りません」、「…分かりません」などとよく一緒に使う。
①まだ行くかどうか決めていない。
(我还没决定去不去。)
②彼の言ったことが確かかどうかまだ確認していません。
(我还没有确认他说的话是否属实。)
③先生がまだ研究室にいらっしゃるかどうか分かりませんが、とにかく行ってみましょう。
(也不知老师还在不在研究室,总之,去看一看吧。)

21.…かと思うと…。
➪「…かと思ったら…」。「…が起こった直後に後の事が起こる」と言いたい時に使う言い方。
①子供が学校から帰ってきたかと思うと、もうテレビゲームで遊んでいる。
(孩子才刚到家,就已经在玩游戏机了。)
②主人はさっき帰ってきたかと思うと、もう出かけてしまった。
(我丈夫刚进门,就又出去了。)
③空で何かピカッと光ったかと思うと、すぐドーンという雷の音がした。
(天空中一道闪电过后,立刻就传来了轰隆隆的雷鸣声。)

22.…かと思えば…。
➪「…かと思うと…」。「…が起こった直後に後の事がすぐ起こる」という変化の速さを表す言い方。
注射をしてやっと熱が下がったかと思えば、夜中になってまた熱が出てしまった。
(打过针之后本以为烧退了,没曾想半夜里又发烧了。)
あの子供はさっきまで遊んでいたかと思えば、もう眠っている。
(那个孩子刚刚还在这里玩耍,现在已经睡着了。)
③彼女は泣いたかと思えば、次の瞬間笑ったりして、感情の起伏が激しい。
(刚才还在哭的她,马上又有说有笑,真是个感情起伏大的人。)

23.…かと思ったら…。
➪「…かと思うと…」。「…が起こった直後に後の事が起こる」という意を表す時や、前後の物事の変化が速いという意を表す時に使う言い方。
①青信号かと思ったら、もう赤信号になってしまった。
(刚才还是绿灯,这会儿就变成红灯了。)
②子供がさっきまで泣いていたかと思ったら、もうお母さんと嬉しそうに遊んでいる。
(刚才还在那儿哭哭啼啼的孩子,这会儿正和妈妈高兴地玩儿呢。)
③やっと結婚したかと思ったら、先月もう別れたそうだ。
(本以为两人终于结婚了,却听说已经于上个月离婚了。)

24.必ずしも…とは言えない。
「例外もあるから、百パーセントの確率で成立するとはかぎらない」という判断を述べる時に使う。
①お金持ちが必ずしも幸せだとは言えない。
(有钱人未必就都幸福。)
②先生だからといって、必ずしも間違えないとは言えない。
(老师不见得就不出错。)
③日本が経済大国だからといって、日本人がみなお金持ちだとは言えない。
(不能因为日本是个经济大国,就认为日本人都有钱。)

25.…かも知れない。
その可能性があるという意味に使う。当たる確率が半々の場合にも使われる。
めったに欠席しない彼が欠席しているから、ひょっとして病気かも知れませんね。
(极少缺席的他今天没来,或许生病了吧。)
こんなに大雨が降っているから、もう来ないかも知れません。
(雨下得这么大,恐怕他不来了吧。)
雨が降るかも知れませんから、傘を持って行ったほうがいいですよ。
(可能要下雨,你最好带把伞去吧。)

26.…から言えば…。
➪「…から言うと」。「…立場から判断すると」という意を表す言い方。
①やる気から言えば、金さんのほうがましだが、能力からいうと李さんのほうが上だ。
(要论积极性,小金是占优势,可要是从能力来看,还是小李更胜一筹。)
②成績から言えば、田中さんが上だが、人柄から言うと山中さんのほうがましである。
(田中成绩是很好,可要论人品山中更可靠。)
③先生の立場からいうと、学生の人数が少ない方が良いが、学校の経営者から言うと、学生の人数が多い方がよかろう。
(从老师的角度来说,学生人数越少越好,但如果从学校经营者的立场来考虑,可能人数越多越好吧 。)

27.…からこそ…。
理由の「…から」を強調した言い方。
①あなたのことを愛しているからこそ、こうやって忠告しているのよ。
(正因为爱你,才这样忠告你。)
②あなたの親だからこそ、こんなこと言っているのよ。
(正因为是你的父母,我才这样对你说 。)
③努力するからこそ、いい成績が取れるはずです。
(只有努力才能取得好成绩。)

28.…からといって(からって)…。
「…ということから当然考えられることとは違う」という意を表す言い方。よく「…わけではない」、「…とは限らない」、「…というわけではない」、「…とは言えない」などの部分的な否定の文と一緒に使われる。
①大学生だからといって、皆まじめに勉強しているとは限りません。
(大学生未必就都在努力学习。)
②おいしいからといって、食べ過ぎるのはよくありません。
(不能因为好吃,就贪吃。)
③お正月だからといって、店を閉めるわけにはいきません。
(不能因为是新年就关店停业。)
④日本に長く住んでいたからと言って、日本語が上手だとは言えない。
(在日本居住的时间长,并不见得日语肯定就说得好。)

29.…から成る(…から成っている)。
「…(原料)からできている」、「…から構成されている」という意を表す言い方。
①原子は原子核と電子からなっている。
(原子是由原子核和电子组成的 。)
②この和歌集は二十三巻からなっている。
(这部和歌集共有二十三卷 。)
③この本は四十枚の絵とその解釈からなっている。
(这本书由四十张图片和其说明文组成。)

30.…から…に至るまで…。
「…から…まで」の少々改まった言い方。「ずっと」、「すべて」の意を含む。
①1982年から現在に至るまで、私はずっとここで教鞭をとっている。
(从1982年到现在,我一直在这里教书。)
②彼はもう高校生なのに、ハンカチから下着に至るまでまだ母に洗ってもらっている。
(他都是高中生了,小自手绢大到内衣还都让妈妈给他洗。)
③あの歌手は子供から老人に至るまで、すべての年齢層に人気のある歌手である。
(不管是小孩还是老人,各个年令层的人都喜欢那位歌手。)

31.…から…にかけて…。
「…から…までの間ずっと…」という意を表す時に使う言い方。
①農民たちは春から秋にかけて、ずっと畑で働かないといけない。
(从春天到秋天,农民们要一直在田里劳作。)
②私は1995年から1999年にかけて、この本を書いたのです。
(这本书是我在1995年至1999年期间写的。)
③明日は関東から東北にかけて小雨が降るでしょう。
(明天从关东到东北一带将会有小雨。)

32.…からには…。
➪「…た以上は…」。「…のなら、当然」とまず理由を言い、話す人の判断、決意、忠告、お勧めなどを言う時に使う。
①やるからには、まじめにやれ。
(既然做,就得认真做。)
②引き受けたからには、ちゃんと責任を持ってやりなさい。
(既然你已承担下来,就请你负起责任去做!)
③せっかく日本に来たからには、博士号までとって帰りたい。
(好不容易才到日本,我想拿个博士学位回去。)

33.…から…へと…。
➪「…から…へ…」。ある方向への移動を表す言い方。
①昼間は海から陸地へ、夜は陸から海へと風が吹く。
(白天风由海洋吹向陆地,夜晚又从陆地吹回海洋。)
②お盆になると、日本では都会から田舎へと、人々が大移動します。
(每到盂兰盆节,日本就会有一个从城市到乡村的人群大移动。)
③台風十三号が太平洋の方から中国上海あたりへと上陸しているそうだ。
(据说十三号台风已由太平洋登陆到中国的上海一带。)
④最近、問題が次から次へと起こっている。
(最近,接连不断地出现问题。)

34.…から…まで…。
起点から終点までの期間・時間・空間などを表す言い方。
①夕べは8時から12までずっと本を読んでいた。
(昨晚我从八点开始看书一直看到十二点。)
②先月の十日から二十五日まで、私は北京へ出張に行っていた。
(上个月十号到二十五号,我到北京出差了。)
③長春から北京まで、汽車で何時間かかりますか。
(从长春坐火车到北京需要几个小时?)

35.…代わりに…。
(1)「…の代償として」という意を表す時に使う言い方。
(2)「~しないで、別の事をする」という意を表す言い方。
(1)
この電気製品は高い代わりに、質がよい。
(这个电器价虽高,但质量很好。)
外資企業は残業が多い代わりに、給料も高い。
(外资企业经常加班,但相应的工资也很高。)
王さんに英語を教えてもらう代わりに、彼に日本語を教える事にしている。
(我请小王教我英语,作为回报我教他日语。)
(2)
雨が降ったので、サッカーの代わりに家でテレビを見ることにした。
(因为下雨了,所以只好在家里以看电视替代踢足球 。)
自分で行く代わりに、妹に頼んだ。
(我让妹妹代替我去。)
最近ダイエットをしているので、肉を食べる代わりに、豆腐類を食べることにした。
(为了减肥,我现已改用豆制品来替代肉类了 。)

*(「名詞+の+代わりに」の場合は「…を代表して…」、「…を代替して…」という意になる。)
①父の代わりに彼女が戦場に行くことにした。
(她决定代父亲上战场。)
②社長の代わりに副社長が会議に出席した。
(副社长代替社长出席了会议。)
③出版社は原稿料の代わりに本を何百冊もくれたので、その処理に困っている。
(出版社给我数百册书代替稿费,我正苦于处理呢。)

*(「…。その代わり…」の場合は「…。それに対して…」、「その反対に」という意になる。)
①兄はおとなしい。その代わり弟は悪賢い。
(哥哥很稳重,与此相反,弟弟却比较狡猾。)
②父は厳しい人である。その代わり母はとても優しい人である。
(父亲很严厉,相反,母亲却是一个和蔼的人。)
③主人は内向的な人である。その代わり妻は外向的な人である。
(那家的先生性格很内向,妻子却非常开朗。)

36.決して(絶対に)…ない。
打ち消しや禁止を強調する言い方。
①ご恩は決して忘れません。
(我绝对不会忘记您的恩情。)
②大学の入学試験は決してやさしくないから、がんばるんだよ。
(大学入学考试肯定不会简单,你要加油啊!)
③部屋の中を決してのぞいてはいけません。
(不许往房间里偷看。)

37.…ことがある。
(1)「…(動詞)ることがある」という場合は、「時時…する」という意。(2)「…(動詞)たことがある」という場合は、「…た経験がある」
という意。
(1)
①週末には叔父の家に行くことがある。
(周末有时我会去叔叔家。)
②外国で生活していると、時々寂しくなることがある。
(生活在国外,不时地会感到寂寞、想家。)
③最近、なんとなく泣きたくなることがある。
(最近我有时会毫无来头地就想哭。)
(2)
①あの子はまだ小さいのに、アメリカへ行ったことがあるそうだ。
(那个孩子尽管岁数小,可听说曾经去过美国呢。)
②(あなたは)刺身を食べたことがありますか。
(你吃过生鱼片吗 ?)
③名前はとっくに聞いているが、まだ一回も会ったことがない。
(早就听说过他的名字,但还未曾见过面。)

38.…事ができる。
「…をする能力がある」、「…する可能性がある」という意を表す時に使う言い方。
①あの人は四カ国語を話す事ができるそうだ。
(听说他会说四国语言。)
②あなたは英語で話すことができますか。
(你会说英语吗?)
③この道をまっすぐ行くと、学校の正門に出る事ができる。
(沿着这条路照直往前走,就会走到学校的正门。)
今すぐ行けば、社長に会うことが出来る。
(现在马上去,你就能见到社长。)

39.…事にした。
➪「…ことに決めた」。主にある決意を表す言い方。
①彼とはとうとう別れることにした。
(我终于决定与他分手了。)
②私は卒業後、カナダへ留学に行くことにした。
(我决定毕业后,去加拿大留学。)
③私はもうあの会社を辞めることにした。
(我决定辞去那个公司的工作。)

40.…事にしている。
いったん決めた事をずっと実行している事やある習慣を表す言い方。
①私は毎日、トマトを一つ食べることにしている。
(我每天都要吃一个西红柿。)
②私は毎朝、早く起きて一時間ぐらい太極拳をすることにしている。
(我每天早上起床后,都要打一个小时左右的太极拳。)
③毎年、一回は実家へ帰ることにしている。
(每年我都要回一趟娘家。)
④手術をして以来、彼はたばこを吸わない事にしているようだ。
(自从动手术后,他好像不再吸烟了。)

41.…ことにする。
➪「…ことに決める」。選択肢の中から意識的に選択して決めるという意を表す言い方。
①では、私も一緒に行くことにしょうか。
(那么,我也一起去?)
②では、わたしもコーヒーにするわ。
(那么,我也喝咖啡吧。)
③今日は疲れているから、ピアノの練習は明日にする。
(今天我很累,因此我想明天再练钢琴。)
④私は赤い色にするわ。
(我想要红色的。)

42.…ことになった。
ある事柄が人の意志や、ある条件でもう決まったという事を表す時に使う言い方。
①雨のため、運動会はやむをえず中止することになりました。
(因为下雨,运动会不得不中止。)
②来月、私たちは結婚することになりました。
(我们准备下个月结婚。)
③秋から新しい校舎に移ることになりました。
(等到了秋天,我们就会搬进新校区。)

43.…ことになっている
ある決まりや習慣を表す言い方。
①うちのクラスでは、毎日書き取りをする事になっている。
(我们班每天都进行听写训练。)
②学校の寮では、十時になると消灯することになっている。
(我们学校的宿舍,一到十点就熄灯。)
③この会社では、もう数年前から出勤と退勤の時にはタイムカードを打つ事になっている。
(这个公司从几年前就开始打出勤卡了。)

44.…ことになる。
普通、ある事柄が自分の意志に関係なく決まるということを表す時に使う言い方。
①いつ新しいオフィスに引っ越すことになりますか。
(什么时候能搬进新的办公楼?。)
②来年、田中さんは転勤することになるかも知れないそうよ。
(听说,明年田中可能会有工作调动。)
③どうしてこんな事になったのか自分でも分からない。
(他自己都不知道为什么会变成这个样子。)

45.…ことは(ことには)…が…。
「一応…したが、しかし…(不十分である)」という意を表す時に使う言い方。
①先生の家に行くことには行ったが、残念ながら会えませんでした。
(我是去了老师家,但很遗憾没能见到老师。)
②大学生の時代、英語を習うことには習ったが、ぜんぜん覚えていません。
(大学期间,我是学了英语。但一点儿都没有记住。)
③やってみるにはやってみるが、成功するかどうかは分かりません。
(我准备试一试,但不知道能否成功。)

46.…ことはない。
「…する必要はない」、「…しなくていい」という意を表す時の言い方。
①電話で済むものなら、わざわざ行くことはないでしょう。
(如果能用电话解决的话,就不必特意去了吧。)
②来年もまたチャンスがあるから、一回失敗したことで泣くことはないでしょう。
(明年还有机会。所以,没必要因为一次的失败就哭吧。)
③たいした病気でもないから、心配することはありません。
(又不是什么大不了的病,你不必担心。)

47.…さえ(すれ)ば…。
一番必要な条件を言う時に使う言い方。「さえ」の前に用言がくる場合、用言の連用形につく。そして、動詞の場合は「動詞の連用形+さえすれば」、形容動詞の場合は「形容動詞の連用形(で)+さえあれば」、形容詞の場合は「形容詞の連用形(く)+さえあれば(なければ)」という形で使われる。
愛情さえあれば財産なんかなくてもいい。
(只要有爱情,不需要什么财产。)
あの子は暇さえあれば、テレビゲームばかりやっている。
(那个孩子只要一有时间,就玩儿游戏机。)
雨さえ降らなければ、運動会は続けて行うそうだ。
(听说只要不下雨,运动会就要继续进行。)
謝りさえすれば許されると思うのは、大間違いだ。
(认为只要道歉就能得到原谅,那是大错特错。)
あなたがいさえすればほかに何も要らない。
(只要有你在,其它的我什么都不需要。)
体が丈夫でさえあれば、お金はなくてもまた稼げる。
(只要身体健康,即使没有钱也可以再挣。)
明日天気がよくさえあれば、ハイキングに行ける。
(明天只要天气好,就可以去郊游。)
質がよほど悪くさえなければ、買うつもりだ。
(只要质量不是太差,我就打算买下它。)

48.さすがに…だけあって…。
「…ので、それにふさわしく…」。「その才能や身分にふさわしく…だ」と感心したり、ほめたりする時に使う言い方
①さすがにオリンピックのチャンピオンだけあって、走るのが速い。
(不愧是奥林匹克冠军,跑得真快。)
②さすがに一流の楽団だけあって、演奏がすばらしい。
(不愧是一流乐队,演奏得真棒。)
③さすがに10年も日本に住んでいただけあって、日本語が上手だ。
(不愧是在日本生活了十年,日语说得真好。)

49.さすがは…だけに…。
➪「さすがに…だけあって…」。「…にふさわしい」と感心したり、ほめたりする時に使う言い方。
①さすがはスポーツマンだけに、体がしっかりしている。
(他不愧是个运动员,身体很健壮。)
②さすがは一流のホテルだけに、サービスがとてもいい。
(这里不愧是个一流宾馆,服务得很周到。)
③さすがは大学生だけに、知識が豊富である。
(他不愧是个大学生,知识面很宽。)
④さすがは先生だけに、何でも知っている。
(他不愧是位老师,什么都知道。)

*(「…さすがの…も…」という形で予想とは異なった結果を表す言い方もある。
①あの問題は大変難しくて、さすがの先生も解けなかった。
(那道题很难,就连老师都没能解开。)
②あの家はあまりにも貧しかったので、さすがの泥棒も何も盗まずに帰ってしまった。
(因为那个家实在太穷,就连小偷都没有偷什么东西就回去了。)
③さすがの大食いの木村さんも十個のパンは食べきれなかった。
(就连很能吃的木村也没能吃掉十个面包。)

50.さぞ…だろう。
➪「きっと…だろう」。推測を表す言い方だが、文章語としてよく使われる丁寧な言い方。自分の事には使わない。
①さぞお疲れになったでしょう。
(您一定很累了吧。)
②彼女はたった一人で外国で病気になって、さぞ心細かったことだろう。
(她孤独一人在国外得了病,一定会很害怕。)
③さぞお大変でしょうが、どうかお願い致します。
(这件事情一定很麻烦,但还是拜托您了。)

51.…ざるを得ない。
「…したくはないが、しかたなく…する」という意を表す時に使う言い方。「ざる」の前には動詞の未然形がくるが、「サ変動詞」の場合は、未然形「せ」を使う。
①上司の命令だから、いやでもせざるを得ない。
(因为是上司的命令,即使不情愿也不得不干。)
②母が病気だという電報をもらっているから、いくら忙しくても家へ帰らざるを得ない。
(接到了母亲患病的电报,所以就算再忙我也不能不回去。)
③先生に頼まれたものだから、時間がなくても行かざるを得ない。
(因为是老师求我办的事情,所以,即使没有时间我也必须去办。)
④明日試験があるから、いくら眠くても復習せざるを得ない。
(明天有考试,因此,再困我也得复习。)

52.…しか…ない(…しかない)。
➪「…ほかない」、「…ほかし方がない」、「…よりほかない」。「…のほかに方法がない、仕方がない」という気持ちを表す時に使う言い方。
①一人暮らしをしているから、何から何まで全部一人でするしかない。
(因为一个人生活,所有的事情都得自己干。)
②終電もなくなったから、タクシーで帰るしかない。
(末班车都没了,所以,只好乘出租车回家。)
③生活費までなくなったから、友達に借りるしか方法がない。
(因为连生活费都没有了,所以,只好跟朋友借了。)

53.…少しも…ない。
打ち消しを強調する言い方。➪「全然…ない」。
①あの子はまだ小さいのに、動物を見ても少しも怖がらない。
(那个孩子虽然很小,但是看见动物一点儿都不害怕。)
②興奮しているせいか、少しも眠くない。
(可能是因为太兴奋了,我一点儿都不困。)
③主人は家事を少しもしようとしないから、困る。
(我丈夫一点儿家务都不想做,令我很苦恼。)

54.…ずにはいられない。
「…しないでは我慢できない」。「どうしても…したくなる」という気持ちを表す時に使う言い方。
①よい友達だから、忠告せずにはいられない。
(因为是好朋友,所以,我不能不劝劝他。)
②こんなにおいしいものを、友達にも食べてもらわずにはいられない。
(这么好吃的东西,一定得让朋友也尝一尝。)
③母が入院しているから、心配せずにはいられない。
(母亲正在住院,所以,我非常担心。)

55.…せ(させ)てください。
自分がしたい事を相手に許してもらいたい時に使う言い方。
①すみませんが、わたしにも一言言わせてくださいませんか。
(不好意思,请让我也说两句。)
②ちょっと急用ができたので、今日は少し早めに帰らせてください。
(因为有点儿急事,今天请让我早一点儿回去吧。)
③今度の出張、ぜひ私に行かせてくださいませんか。
(这次,请您一定让我去出差。)

56.…せ(させ)てもらう(いただく)。
自分が何かをする事を許すように相手に丁寧に頼む時の言い方。「…せ(させ)てください」より丁寧な言い方。
①すみません、ちょっと急用がありまして、今日は早めに帰らせてもらいたいんですが、よろしいでしょうか。
(对不起,今天有点儿急事,可以让我早一点回去吗?)
②明日は大事なお客さんがいらっしゃいますので、普段より早めに出勤してもらいます。よろしいですね。
(明天有重要的客人要来,因此,希望你们比平时早一点上班。知道了吗?)
③先生、お忙しいところをすみませんが、今晩の打ち上げパーティーにご出席していただけませんか。
(老师,能否请您在百忙之中抽空出席今晚的期末晚会?)
④すみませんが、私にも一曲歌わせてもらえませんか。
(不好意思,能让我也唱一首歌吗?)

57.…せ(させ)られる。
(使役受け身)(1)ある人の命令や指示を受けて、仕方なく何かをすることを言う時に使う言い方。五段動詞の場合「…せられる」より「…される」という形で使われる時が多い。例えば:「行かせられた」が「行かされた」という形になる。しかし、「出す、話す」などのように、終止形が「…す」のものは「…せられる」の形を使う。例えば:「出させられる」、「話させられる」。(2)強く感動したり、強い印象を受けたりした時にも、使役受け身の形で表す。
(1)
①私たちは毎日、先生にたくさんの宿題をさせられます。
(每天,老师让我们做很多的作业。)
②子供のころ、よくお使いに行かされました。
(小的时候,我经常被大人指使去替他们办事。)
③昨日は山田さんに一時間も待たされて、腹が立ってしまいました。
(昨天山田竟让我等了他一个小时,可把我气坏了。)
(2)
①タイタニックという映画を見て、大変感動させられました。
(看了电影《泰坦尼克号》后我很受感动。)
②自分の子供ができてから、親としての大変さをしみじみ感じさせられました。
(自从有了自己的孩子,我才深深体会到了做父母的辛苦。)
③あんなに小さい子供が三カ国語もできるなんて、たいへん感心させられました。
(那么小的孩子竟能说三国语言,真让人佩服。)
④あの小説を読んで、親として子供をどのように教育すべきかと反省させられました。
(读完那本小说,在有关父母教育子女的方法上,让我反省了一番。)

58.…全然…ない。
➪「まったく…ない」。程度が非常に甚だしい事を誇張して言う場合に使う言い方。
①あの先生の講義は難しすぎて、聞いていてもぜんぜん分からない。
(那位老师的讲义太难,我怎么听都听不懂。)
②「今日の映画、おもしろかった?」「ぜ~んぜん。」
(“今天的电影有意思吗?”“一点儿都没意思。”)
③いくら働いても、生活は全然良くならない。
(无论我怎么拼命工作,生活一点都没有改善。)

59.…そうもない(そうにない)。
「…可能性が少ない」という意を表す時に使う言い方。
①もう約束の時間を一時間も過ぎているから、彼は来そうにもない。
(已经过了约定时间一个多小时,看来他不会来了。)
②こんなに晴天が続いているから、当分雨は降りそうもない。
(因为这段时间每天都是晴天,暂时还不会下雨吧。)
③こんなに高いマンション、私のような安月給ではどうも買えそうもない。
(这么贵的公寓,像我这样低工薪的人根本买不起。)
④風はますます激しくなるばかりで、当分の間止みそうにもない。
(风刮的越来越大,看来一时半会儿风是停不下来啦。)

60.そんなに…ない。
➪「それほど…ない」。全体として程度が非常に高いというわけではないという意を表す時に使う言い方。
①彼女はそんなに美人ではないが、人柄がよいので、みんなに好かれている。
(她虽然长得不太美,但人品很好。因此,大家都喜欢她。)
②今度の試験はそんなに難しくなかったので、割に良くできたと思う。
(这次的考试不太难,我觉得我答得还可以。)
③政治改革は口で言うほど、そんなに簡単なものではない。
(政治改革并不像用口头讲那么简单。)

61.…たあと(のち)…。
➪「…てから…」。前件が終わった後、次の事を行うという意を表す言い方。
①私はいつも宿題を終えたあと、テレビを見ることにしている。
(我始终坚持在做完作业后才看电视。)
②親と相談したあと、留学するかどうか決めるつもりです。
(我打算先跟父母商量后再决定是否去留学。)
③博士課程を終えたのちに結婚するつもりです。
(我准备完成博士课程后再结婚。)
④仕事を終えたのち、一緒に食事にでも行きませんか。
(工作结束后,我们一起去吃饭好吗?)

62.たいして…ない。
➪「そんなに…ない」。程度がそんなにはなはだしくないという意を表す言い方。
①魚はたいして好きではないが、肉は大変好きです。
(我不怎么喜欢吃鱼,但是非常喜欢吃肉。)
②あの人は生の物はたいして好きではないようだ。
(他好像不太喜欢吃生的东西。)
③夕べはたいして飲みもしなかったのに、今朝起きたら頭がふらふらする。
(昨晚我并没喝多少酒,可是早上起来头好晕。)

63.…たいと思う。
第一人称(私)の行為の欲求、希望を表す言い方。➪「…ようと思う」。
①大きくなったら、医者になりたいと思います。
(长大了我想当一名医生。)
②卒業したら、外資系企業に勤めたいと思っています。
(毕业后,我打算到外资企业工作。)
③日本語を身につけて、中日両国人民の友好のために役に立つ人間になりたいと思います。
(我想学好日语,将来成为一名能为中日两国人民友好事业有贡献的人。)

64.…た事がある。
「子供の頃」、「昔」などのような言葉と一緒に昔あったある経験を言う場合に使う言い方。あまり近い過去の時を表す言葉「昨日」、「ゆうべ」などや、「いつも」、「時々」、「よく」など頻度を表す言葉とは一緒に使わない。
①私は十年前に、主人と日本へ行ったことがあります。
(十年前,我曾与我的丈夫一起到过日本。)
②あなたは刺身を食べたことがありますか。
(你吃过生鱼片吗?)
③あの人はまだ万里の長城へ登ったことがないそうです。
(听说他还从来没有登过万里长城呢。)

65.…ただ…だけ…。
➪「…ただ…のみ…」。限定の意を表す言い方。

①ただ言ってみただけよ。
(我只是说说而已。)
②あの人はただ聞いているだけで、何も言わない。
(他光是在听,一句话都不说。)
③ただ厳しいだけでは本当の教育とは言えない。
(尽有严厉的教育,还称不上是真正的教育。)
④マラソンの選手たちにとって、ただ天気だけが心配である。
(对于马拉松选手来说,他们只担心天气的好坏。)

66.たとえ…ても…。
➪「もし…ということになっても…」。「…が成立しても、それに関係なく…」と言いたい時に使う言い方。
①たとえ雨が降っても、学校へ行かないといけない。
(即使下雨,也应该去上学。)
②たとえお金がなくても、あなたと一緒なら幸せです。
(即使没有钱,只要能和你在一起我就很幸福。)
③たとえあの噂が事実だとしても、あなたに対する気持ちは変わりません。
(即使那些传闻是事实,我对你的感情也不会变的。)

67.…たとたんに…。
➪「…たら、その瞬間に…」。「…が終わったのとほとんど同時に予期しない事が起こった」という意を表す時に使う言い方。
①ガスコンロに火をつけたとたんに、ガスが爆発してしまったので、体に火傷をしてしまった。
(刚刚点着煤气,煤气就爆炸了。因此,我被烧伤了。)
②ドアを閉めたとたんに、鍵を持ち忘れた事に気がついた。
(带上门后,才发现自己忘带钥匙了。)
③椅子から立ったとたんに目眩がして、もう少しで倒れそうになった。
(站起的瞬间,我突然感到头晕,险些晕倒。)

68.…たばかりだ。
ある行為が終わってからの時間が短いという事を言いたい時に使う言い方。
①先生は昨日、出張から帰ったばかりだそうです。
(听说老师昨天刚刚出差回来。)
②日本へ来たばかりのころは、日本語がぜんぜん分からなくて大変不便でした。
(我刚到日本的时候,一点儿日语都听不懂,非常地不方便。)
③あの学生は日本語を習い始めたばかりなのに、もういやになったと言っています。
(那个同学刚刚开始学习日语,就说已经厌烦它了。)

69.多分…だろう。
はっきり断定できないことを推測したり、未来を予測したりする時に使う言い方。
①こんなに蒸し暑いから、明日はたぶん雨が降るだろう。
(天气这么闷热,大概明天要下雨吧。)
②こんなに難しい問題、小学生の彼には多分分からないだろう。
(这么难的问题,还是一个小学生的他,大概做不出来吧。)
③あんなにまじめな学生が遅刻するなんて、多分何かがあったんだろう。
(那么认真的学生竟然迟到,可能是发生了什么事情吧。)

70.…たらいい。
➪「…といい」、「…ばよい」。「…した方がいい」と勧める時に使う言い方。
①日本語の本を買おうと思うなら、あの本屋へ行ったらいい。
(如果想买日语书,最好到那家书店。)
②日本に関することなら、鈴木先生に聞いたらいい。
(如果是有关日本的事情,最好去问铃木老师。)
③もし先生がお留守だったら、メッセージを書いておいたらいいよ。
(如果老师不在家,最好写个留言。)

71.…たり…たりする。
(1)いろいろな事柄から、代表的な事柄を2、3取り上げて言う時に使う言い方。
(2)反対の動作・作用が反復する事を表す言い方。
(3)一定していない事を表す言い方。
(1)
①日曜日には、家事をしたり、本を読んだりします。
(星期天,我有时做家务,有时看书。),
②夕べの打ち上げパーティーでは、食べたり飲んだり、歌ったりして、たいへん楽しかった。
(在昨天的庆功晚会上,我们又是吃喝,又是唱歌玩得很高兴。)
③あの子は絵を描いたり、テレビを見たりしながら、一人で遊んでいる。
(那个孩子一会儿画画一会儿看电视,独自一人在玩。)
(2)
①妻が手術をしているので、主人は気持ちが落ち着かないらしく、手術室の前を行ったり来たりしている。
(因为妻子正在做手术,丈夫心情好象很紧张,一直在手术室门口走来走去。)
②私たちは大学生の時、毎日学校と寮の間を行ったり来たりする単調な生活をしていた。
(我们上大学的时候,每天都重复着往返于学校与宿舍之间的单调的生活。)
③子供たちが部屋を出たり入ったりするから、気持ちが落ち着かない
(因为孩子们总是进进出出的,我的心情一直静不下来。)
(3)
①最近の天気は寒かったり、暑かったりして、風邪を引く人が増えている。
(最近的天气忽冷忽热,所以患感冒的人增多了。)
②あの人は夜十時に寝たり、朝二時に寝たりして、生活が大変不規則的です。
(他有时晚上十点睡觉,有时早上两点睡觉,生活得很不规律。)
③どういう事か、最近あの子の成績は良かったり悪かったりして、大変心配です。
(不知何故,最近那个孩子的成绩时好时坏,真叫人担心。)

72.ちっとも…ない。
➪「少しも…ない」。打ち消しの意を強調して言う言い方。
①あの子はちっともじっとしていない。
(那个孩子一点儿都静不下来。)
②あの学生は先生の言うことをちっとも聞こうとしない。
(那个学生一点儿都不听老师的话。)
③最近のテレビドラマ、ちっともおもしろくない。
(最近的电视剧,一点儿都没有意思。)

73.…つつある。
➪「いまちょうど少しずつ…している」。ある傾向がだんだん強くなるという意を表す時に使う言い方。
①改革開放政策をとって以来、中国人民の生活は日に日によくなりつつある。
(自从实行改革开放政策以来,中国人民的生活一天比一天好。)
②近年来、大学の環境も改善されつつある。
(近几年来,大学的环境有了很大改善。)
③最近、この町の治安もよくなりつつある。
(最近,这个城市的治安也越来越好了。)
④地球の気温は毎年高くなりつつあるので、大変心配である。
(地球的气温越来越高,真让人担忧。)

74.…つもりだ。
将来、何かをするという話し手の意志や予定や計画を表す言い方。
①川上さんは来年の春、フィアンセと結婚するつもりだそうです。
(听说川上打算明年春天与未婚妻结婚。)
②来年、日本へ留学に行くつもりです。
(我打算明年去日本留学。)
③家庭教師があるので、今年の夏休みには、家へ帰らないつもりです。
(因为要做家教,所以,今年暑假我不打算回家了。)

75.…つもりはない。
話す人の意志や予定や計画を強く否定する言い方。「…つもりはありません」は「…ないつもりです」より強い否定の気持ちを表している。
①あの人と結婚するつもりはありません。
(我没打算和他结婚。)
②ぼくは父の会社を継ぐつもりはありません。
(我不想继承父亲的公司。)
③私は彼女の誕生パーティーに出席するつもりはありません。
(我不想出席她的生日宴会。)

76.…あげる(てやる、てさしあげる)。
相手のために親切な行為をする事を表す言い方。しかし、自分の行為を「…てあげます」と言うと、自分の好意を強調することにもなるので、相手が目上の人の場合はあまり使わない方がよい。特に相手と直接に話す場合、気をつけた方がいい。
①鈴鹿さんは小野さんを家まで送ってあげました。
(铃鹿一直把小野送到了家。)
②指導教官の退官記念に何を差し上げればよろしいかな?
(导师退休时,我送点儿什么纪念品好呢?)
③主人にはお酒を買ってあげればよいが、子供には何を買ってやろうかな。
(给丈夫买点酒即可,但是给孩子买点儿什么好呢?)

77.…であり、…でもある。
「…だ。それに(その上)…でもある。」という意を表す時に使う言い方。
①彼女は教育者であり、研究者でもある。
(她既是一名教育家,也是一名研究者。)
②あの人は優秀な画家であり、有名な作家でもある。
(他不仅是一名优秀的画家,同时也是一位著名的作家。)
③彼女は優しい母であり、良い妻でもある。
(她既是一位慈祥的母亲,也是一位贤良的妻子。)

78.…てある。
「…てある」の「…て」の前の動詞は必ず他動詞を使う。
何か目的を持って行った行為の結果が続いているという状態を表す場合は「…が…てあります」という形を使う。
(2)準備が整った状態を表す場合には、「…を…てあります」という形を使う。この場合、人が主語になるが、省略される事が多い。
(1)
①きれいな花が机の上に飾ってありますね。
(桌子上摆着漂亮的花。)
②ドアに近藤さんの名前が書いてあるから、彼の部屋に間違いありません。
(门上写着近藤的名字,这儿肯定是他的房间。)
③電気がつけてありますから、きっと部屋に誰かがいるでしょう。
(屋里点着灯,所以屋里肯定有人。)
(2)
①近くに車を止めてありますから、車のところまでお願い致します。
(车就停在附近,我们走到停车的地方吧。)
②航空券はもう予約してありますので、ご心配なさらなくてもよろしいです。
(我已经预约了飞机票,所以您不必担心。)
③私はもう来月のスケジュール表を作ってあります。
(我已经制定出了下个月的日程表。)

79.…であろうと、…であろうと…。
➪「…でも、…でも…」。前者がどんなであっても、結果は同じであるという意を表す時に使う言い方。
①雨であろうと、風であろうと、学校へ行かないといけない。
(不管是刮风下雨,我必须要到学校去。)
②子供であろうと、大人であろうと、二十一世紀には皆英語とコンピューターができないといけない。
(无论大人小孩,二十一世纪都要学会英语和使用电脑。)
③大きな国であろうと、小さな国であろうと、みな平和に暮らす権利がある。
(不管是大国还是小国,都有权利过和平的生活。)

80.…ている(ておる)。
ある動作や作用の進行中・継続中を表す言い方。
習慣や行為の反復を表す言い方。
(3)「自動詞+ている」は、ある動作・作用の結果が続いている状態を表す言い方。
(1)
①父は今部屋でワープロを打っています。
(父亲正在房间里打字。)
②私が家に帰って来たとき、母は庭で草取りをしていました。
(我回到家的时候,母亲正在院子里拔草。)
③大雪が降っていますね。
(外面正下着大雪呢。)
④父はいま出かけておりますが、何かご用でしょうか。
(父亲出门了,您有事吗?)
(2)
①母は週に一回は、エステティックサロンへ通っています。
(我母亲一周去一趟美容院。)
②毎年、戦争のために多くの子供たちが死んでいます。
(每年都会有很多的儿童因为战争而死去。)
③大木先生は大学で英語を教えています。
(大木老师在大学教英语。)
(3)
①今、庭にはきれいなチューリップが咲いています。
(现在,院子里正开着美丽的郁金香。)
②あの赤いスカーフをしている方はどなたですか。
(那位系着红纱巾的人是谁?)
③渡辺先生の家はどこだか知っていますか。
(您知道渡边先生家在哪儿吗?)
④兄は今アメリカに行っています。
(哥哥现在在美国。)

81.…ておく。
何かの目的のために、その準備としてある行為をするという意を表す言い方。普通、意志動詞につく。
①友達が来るので、新鮮な果物を買っておきました。
(因为朋友要来,所以,我买好了新鲜的水果。)
②カビ臭いので、窓を開けておきました。
(因为有霉味,我就把窗户打开了。)
③みんなに見られると困るから、早くしまっておいたほうがいいよ。
(被大家看见就不太好,你最好快把它收起来。)

82.…てから…。
➪「…た後で…」。ある行為が終わった後、次の行為を行うという意を表す言い方。
①この仕事が終わってから、食事にでも行きましょう。
(这个活干完后,我们一起去吃饭吧。)
②大学を卒業してから、どんな会社に就職したいのですか。
(大学毕业后,你打算到什么样的公司上班?)
③まず食事をしてからお風呂に入ろう。
(吃完饭再洗澡吧。)

83.…てください(てくださいませんか)。
人に依頼したり、勧めたり、軽く指示したりする言い方。「…てくださいませんか」は「…てください」より丁寧な依頼や指示の言い方。
①すみませんが、もう少しゆっくり言ってください。
(对不起,请您再慢点儿讲。)
②必要事項を記入してから、三番目の窓口に持って行ってください。
(请您填写好必要的事项后,再把它拿到三号窗口。)
③今子供が勉強中なので、すみませんが、ステレオの音をもう少し小さくしてくださいませんか。
(现在孩子正在学习。对不起,能不能把音响的声音放小一点呢?)
④田中さん、このビデオカメラが動かないんですが、ちょっと見てくださいませんか。
(田中先生,这个摄像机不动了。您能不能帮我看一下。)

84.…てくる。
どこかへ行って、そこで何かをして戻ってくるという意を表す言い方。
話す人や話題にしている人への接近を表す言い方。
過去から現在(話し手の見ている時点)まで変わり続けていることを表す言い方。
(4)時間的な継続を表す言い方。
(1)
①ちょっとたばこを買ってきます。
(我去买盒烟回来。)
②「一緒に昼食でも食べませんか。」「いや、もう食べてきました。」
(“咱们一起吃午饭好吗?”“不,我已经吃过了。”)
③「では、行って来ます。」「お気をつけて、行っていらっしゃい。」
(“那么,我走了。”“请你注意安全”。)
(2)
①汽車がだんだん近づいてきました。 
(火车渐渐开过来了。)
②ようやく春がやってきました。
(春天终于来到了。)
③この川は富士山の方から流れてきて、海へ注いでいます。
(这条河从富士山方向流下,然后流入到大海去。)
④遠くから美しいメロディーが聞こえてきます。
(从远处传来了美妙的旋律。)
(3)
①教科書の内容はだんだん難しくなってきましたね。
(教科书的内容越来越难了。)
②中国の物価も高くなってきました。
(中国的物价也越来越贵了。)
③だんだん春らしくなってきましたね。
(春天的气息越来越浓了。)
(4)
①父は若い頃からずっと、百姓をしてきました。
(父亲从年轻的时候开始,就一直当农民。)
②母は一人で私たち五人兄弟を育ててきました。
(母亲一个人养育了我们五个兄弟姐妹。)
③今までわたしは一人でがんばってきたが、これからはあなたと二人でがんばっていこうと思う。
(我独自一人努力到现在,今后想与你一起努力。)

85.…てくれる(てくださる)。
私、或いは私に近い人が他の人にありがたいことをしてもらった時に使う言い方。「…てくださる」は「…てくれる」より丁寧な言い方。
①父はいつも出張先からおみやげを買ってきてくれます。
(父亲每次出差回来,都会给我们买礼物。)
②王さんは昨日、私のパソコンを直してくれました。
(昨天,小王帮我修理了电脑。)
③先生は難しい数学の問題を私が分かるまで親切に説明してくださいました。
(老师一直很耐心地给我讲解了数学难题,直到我弄明白为止。)
④夕べ、警察は道に迷った弟を家まで送ってくれました。
(昨晚,警察把迷路的弟弟送回了我家。)

86.…しまう。
(1)「全部、完全に、早く…を済ませる(済ませた)」という事を特に心理的に強調したい時に使う言い方。
(2)話し手の「失敗した、残念だ、困った」という気持ちを表す時に使う言い方。
(1)
①一晩であの小説を読んでしまいました。
(我用一个晚上看完了那本小说。)
②あまりにもおいしかったので、主人の分まで一人で食べてしまいました。
(因为太好吃,我把丈夫的份儿也都给吃掉了。)
③もうすぐお客さんが来るから、机の上を早く片づけてしまいなさい。
(客人马上要到了,快把桌子上面的东西收拾好。)
(2)
①「遅かったね。」「ごめん、うっかりして駅を乗り越してしまって。」
(“你怎么这么晚才来。”“对不起,我不小心坐过站了。”)
②あの人は妻に家出されてしまって、困っているらしい。
(由于妻子离家出走,他好象很苦恼。)
③鍵を部屋の中に置き忘れてしまって、どうしよう。
(我把钥匙忘在家里了,怎么办才好呀?)

87.…てたまらない。
➪「…てしかたがない」、「…てしようがない」、「…てならない」。心や体の状態が「とても…」と言いたい時に使う言い方。
①今日は寒くてたまらない。
(今天冷得简直令人受不了。)
②彼のヘアスタイルがおかしくてたまらない。
(他的发型太可笑了。)
③外国で一人暮らしをしていたら寂しくてたまらなかった。
(独自一人在国外生活,寂寞得让我好难受。)

88.…で、…だ。
「…で、そして、また…である」という意を表す時に使う言い方。「…だ。…だ。」という二つのセンテンスを一緒に言う言い方。
①長春は文化の町で、省庁のある町だ。
(长春是个文化城市,而且还是省政府的所在地。)
②この机は丈夫で、使いやすいものだ。
(这个桌子很结实,使用起来也很方便。)
③あの子はハーフで、まだ中学生だ。
(那个孩子是个混血儿,还是个中学生。)

89.…て頂戴。:
➪「…てください」。依頼や軽い指示を表す言い方。普通、子供や女性たちが親しい人や目下の人に使う言い方で、目上の人には使わない。
①お母さん、あのチョコレート買って頂戴。
(妈妈,给我买那个巧克力。)
②山本さん、それ、ちょっと貸してちょうだい。
(山本,把那个递给我。)
③早く帰るように、お父さんに電話してちょうだい。
(给爸爸打个电话,让他早一点回来。)

90.…で、…ではない。
「…です。しかし、…ではない。」という意を表す言い方。
①このカバンは王さんので、私のではない。
(这个书包是小王的,不是我的。)
②これは果物で、野菜ではありません。
(这是水果,不是蔬菜。)
③それは風邪薬で、胃腸薬ではない。気をつけてください。
(那是感冒药,不是胃药。请您别吃错了。)

91.…てならない。
➪「…てたまらない」、「…てしかたがない」、「…てしようがない」。心や体の状態が「とても…」と言いたい時に使う言い方。
①この部屋は暑くてならないから、ほかの部屋へ移ろう。
(这个房间太热了,我们到别的房间去吧。)
②お腹が減ってならなかったので、昨日は食べ残りのパンを食べてしまいました。
(因为实在太饿,昨天我把以前吃剩的面包都给吃掉了。)
③どこかへ遊びに行きたくてならなかったので、友達の家へ遊びに行ってきました。
(因为我实在想出去玩,所以,就到朋友家去玩了。)

92.…てはいけない。
➪「…てはならない」。ある禁止を表す言い方。
①教室の中でたばこを吸ってはいけない。
(不许在教室里吸烟。)
②授業中にこそこそ話してはいけない。
(上课时不许说话。)
③試験の時、隣の人と相談してはいけない。
(考试时,不许与旁边的人商量。)

93.…てはいられない。
➪「…ていることができない」。「我慢できない」とか、「ひどい」という気持ちを表す時に使う言い方。
①あまりにもひどい言い方をしているので、黙ってはいられなかった。
(因为他说的太难听,我无法再保持沉默。)
②砂嵐が吹いているので、目を開けていられない。
(因为刮沙尘暴,使人无法睁开眼睛。)
③みんなが働いているので、一人で休んではいられない。
(因为大家都在劳动,所以,我不好意思一个人休息。)

94.…ては困る。
「(あなたに)…されては(こちらが)迷惑だ」という意を表す時に使う言い方。
①給料を減らされては困ります。
(你给我降工资可不行。)
②高いものだから、着てくれなくては困るよ。
(这个衣服很贵,你不穿可太浪费了。)
③せっかく遠いところからわざわざ買ってきた物を持って行かれて
は困るよ。
(这是特意到远处买来的东西,被你拿走可不行。)
④こんなに忙しい時期に、休まれては困りますので、なんとかして出勤してください。
(这么忙的时候你休息可不行,你最好想办法上班。)

95.…てはじめて…ことができる。
「…する前はそうではなかったが、…した後、それが理由になってやっとその状態になる」と言いたい時に使う言い方。
①入院してはじめて健康の大事さを分かることができた。
(住院后我才认识到了健康的重要性。)
②先生になってはじめて先生の苦労が分かりました。
(当了老师我才知道做老师的辛苦。)
③一級能力検定試験にパスしてはじめて日本の会社に就職できる。
(只有通过一级能力测试才能进日本公司就业。)
④子供ができてはじめて親の気持ちが理解できるようになる。
(有了孩子后,方可了解做父母的心情。)

96.…てはだめだ。
➪「…てはいけない」。禁止の意を表す言い方。
①危ないから、火遊びしてはだめよ。
(危险,不许玩火。)
②もう二度と遅刻してはだめよ。
(不许再迟到。)
③宿題もせずに、ファミコンばかり遊んではだめですよ。
(你光玩儿电脑,不做作业可不行。)

97.…ではないか。
「です」を強調した言い方、或いは「です」の婉曲的な言い方。
①ここからなんと富士山が見えるではないか。
(你看,从这里可以看见富士山啊。)
②悪いのは君の方ではないか。
(这是你的不对。)
③もう車が来ているのではないか。早く行こう。
(车子已经来了。咱们快走吧。)

98.…ではないかと思う。
➪「…だと思う」。自分の判断を述べる時の言い方。「…だと思う」より婉曲的な言い方。よく「…ではないかと思われる」という形でもよく使われている。
①先生は私のことを誤解されているのではないかと思う。
(我想老师误会我了。)
②公害問題はもう全人類が注目すべき問題ではないかと思われる。
(我认为公害问题已经是应该引起全人类注意的问题了。)
③課長は来週には戻って来るのではないかと思いますが。
(我想科长下周能回来。)

99.…ではなくて、…だ。
「…ではない。(それは)…です。」という意を表す言い方。前の事柄を否定する言い方。
①これは日本製ではなくて、中国製です。
(这不是日本生产的,而是中国生产的。)
②長春は春が長いのではなくて、春が短いのです。
(长春的春天并不长,而是很短。)
③あの学生は外国人ではなくて、ウイグル族の学生です。
(那个学生不是外国人,而是维吾尔族学生。)

100.…てはならない。
➪「…てはいけない」。禁止を表す言い方。
①古くなった食物を食べてはならない。
(不要吃过期的东西。)
②もうたばこを吸ってはならない。
(不许再吸烟。)
③これは私たち二人だけの秘密だから、ほかの人に言ってはならない。
(这是我们两个人的秘密,不许跟别人讲。)

101.…ほしい。
第一人称(わたし)が相手やほかの人、物事に対して要望がある場合に使う言い方。
①今、母が入院しているが、早く元気になってほしいですね。
(现在母亲正在住院,我希望她能早一点康复。)
②今回の会議にはあなたに行ってほしいが、よろしいかね。
(这次会议我想让你去,可以吗?)
③明日は試験があるから、いつもより早く来てほしい。
(明天有考试,希望你比平时早一点来。)

102.…てみせる。
(1)ある行為をやって他の人に見せるという意を表す時の言い方。(2)ある決意を表す時に使う言い方。
(1)
①足を骨折していた弟が「もう大丈夫だよ」と言って、私たちの前を歩いてみせた。
(腿部骨折了的弟弟一边说着“我已经好了”,一边走给我们看。)
②絵が上手だそうですが、描いてみせてくれませんか。
(听说您的画画得很好,能不能画给我们看。)
③「この包丁はよく切れるよ」と言って、店の人はすぐ私たちの目の前で野菜を切ってみせた。
(商店里的人一边说着“这个菜刀很快”,一边在我们的眼前当场示范切菜。)
(2)
①今度こそ百点を取ってみせますからね。
(这次我非考一百分给你看。)
②もうこれ以上あなたと一緒に生活できないから、もし別れてくれなかったら、自殺してみせる。
(我不能再与你一起生活了。(所以)如果你不跟我离婚我就死给你看。)
③今回の運動会で優勝してみせるから、待っててね。
(你等着,这次运动会我一定拿个冠军给你看。)

103.…てみる。
何かを知るために、試しにする事を表す言い方。
①先生が自宅にいらっしゃるかどうか、電話してみましょう。
(你打个电话,看看老师是否在家。)
②服を買う前には必ず着てみたほうがよい。
(买衣服时,一定要试穿。)
③おいしいかどうか食べてみて。
(你尝尝好不好吃。)

104.…てもいい(よい)。
許可を表す言い方。しかし、先輩や目上の人に対して使わない方いい。
①靴を脱がないで入ってもいいですか。
(可以穿鞋进去吗?)
②もう家に帰っていいですよ。
(你可以回家了。)
③レポートを日本語で書いてもいいですか。
(可以用日语写报告吗?)

105.…てもかまわない。
➪「…てもいい」。許可を表す言い方。「…てもいい」よりやや丁寧な言い方。
①先生、ボールペンで書いてもかまいませんか。
(老师,可以用圆珠笔写吗?)
②ここで写真を撮ってもかまいませんか。
(可以在这儿照相吗?)
③母国語で書いてもかまいません。
(您可以用母语写。)

106.…でも(ても)結構だ。
許可を表す言い方。しかし、「…てもいい」よりやや堅い表現になる。そして、「でも」の前には名詞がくる。
①鉛筆でも結構ですよ。
(可以用铅笔写。)
②もう帰っても結構です。
(可以回去了。)
③「高くても結構ですか。」「そうですね。質さえよければ値段は少々高くてもかまいません。」
(“贵点也没关系吗?”“是啊。只要质量好,价格稍微贵一点儿也没关系。”)

107.…ても差し支えない。
➪「…てもかまわない」。「…てもかまわない」より丁寧に聞こえるが、堅いイメージもするので、使う時に気をつけた方がいい。文語的な言い方。
①もし使っても差し支えなければ、使わせていただきます。
(如果可以用的话,请让我用一下吧。)
②用事があった場合、ご欠席されても差し支えありません。
(如果您有事,可以不参加。)
③いついらっしゃってもさしつかえありません。
(您什么时候来都可以。)

*(「差し支えなければ…」という形で、「もし都合が良かったら…」という意を表す。)
①差し支えなければ、私に行かせてください。
(如果方便的话,请让我去吧。)
②お差し支えなければ、ぜひ今晩のパーティーにいらっしゃってください。
(如果方便的话,请您一定参加今晚的晚会。)

108.…でもなければ、…でもない。
➪「…でもないし、…でもない」。否定の並列を表す言い方。
①弟でもなければ、親戚でもない。ただの友達です。
(他既不是我的兄弟,也不是我的亲戚,只是个朋友而已。)
②あの人は大学生でもなければ先生でもないのに、毎日学校の中をうろうろしている。
(他既不是大学生也不是老师。可是他天天都在校园里闲逛。)
③これはわたしのでもなければ、李さんのでもない。いったい誰のでしょうね。
(这既不是我的,也不是小李的。究竟是谁的呢?)

109.…てもらう(ていただく)。
親切な行為を受けることを言い表す言い方。「…ていただく」は「…てもらう」より丁寧な言い方。そして、「…てもらう」は「…てくれる」と違って、その行為を頼んだというニュアンスがある。
①夕べは友達に家まで送ってもらいました。
(昨晚我让朋友把我送到了家。)
②木村先生には五年前から日本語を教えていただいています。
(五年前开始,木村老师就教我日语。)
③今回のスピーチコンクールには王さんに出てもらいましょうか。
(让小王参加这次的演讲大赛吧。)

110.…てゆく(いく)。
現在から未来に向かって変わり続けることを表す言い方。変化を表す動詞と一緒に使う。
①人々の生活は昔よりだいぶ良くなってきましたが、これからはもっと良くなっていくでしょう。
(人们的生活比过去好多了。今后的生活会变得更加美好吧。)
②上流から流れてくる川の水が下流に流れていく。
(河水从上游流向下游。)
③中国の老人人口はこれからもっと増えていくでしょう。
(中国的老年人口会不断地增加下去。)

111.…という…。
(1)話す人や相手がよく知らない人や物や場所の名を言う時の言い方。(2)前の文の内容を説明する言い方。
(1)
①「課長、さっき川上という(とおっしゃる)方が見えましたけれど…。」
(“科长,刚才有个叫川上的人来找过您…。”)
②これは何という果物ですか。
(这个水果叫什么?)
③来月、山口県の萩というところへ出張に行ってきます。
(下个月,我去山口县的一个叫萩的地方去出差。)
(2)
①弟は昨日、北京大学に合格したという知らせをもらいました。
(弟弟昨天接到了北京大学的入学通知书。)
②父からあさって上京するという電話がありました。
(父亲来电话说,他后天进京。)
③加藤部長が来年から社長になるという話を聞いておりますが、本当でしょうか。
(听说加藤部长明年要当社长,是真的吗?)

112.…ということだ(とのことだ)。
➪「…そうだ」。伝聞を表す言い方。
①話によると、彼はもう二回も離婚しているということだ。
(听说他已经离了两次婚。)
②母の話によると、母は幼い時に祖母に死なれて小さい時から自立せざるをえなかったとのことです。
(我听母亲说,她幼小的时候就失去了我祖母,因此,很小就开始不得不自立。)
③テレビによると、明日から台風が徐々に上陸するとのことです。
(我听电视上讲,明天台风缓缓登陆。)

113.……というのに…。
➪「…だが、…」、「…。しかし、…」。逆接を表す言い方。
①雨が降っているというのに、彼は傘もささずに出かけた。
(外边下着雨,他连伞都没打就出去了。)
②まだ六時だというのに、彼女はもう起きて大声でしゃべっている。
(刚刚六点钟,她就已经起床,在大声说话。)
③もう三十歳だというのに、まだ結婚していない。一体どうするつもりだろう。
(都三十岁了,还不结婚。她究竟想干什么?)

114.…。というのは…からだ。
前の句の原因・理由を説明する時に使う言い方。
①今朝は遅刻してしまった。というのは友達が急にお腹が痛いというので、病院へ連れて行ってあげたからだ。
(我今天迟到了。因为我的一位朋友突然说肚子疼,我领她去了趟医院。)
②あの日本人の先生は冬になるとよく風邪を引く。というのはまだ長春の冬に慣れていないからだ。
(那位日本老师一到冬天就经常感冒。因为他还没有适应长春的冬天。)
③彼の成績はいつもよくない。というのは普段あまり勉強しないからだ。
(他的学习成绩之所以一直不好,是因为他平时不太学习。)

115.…というのは…だ。
➪「…とは…だ」。ある物、事柄の意味や定義を表す言い方。
①学校というのは、勉強するところだ。
(学校就是学习的地方。)
②田中というやつは、うそつきだ。
(田中这个家伙是个大骗子。)
③人間というの(もの)は、ある意味で一番残酷なものだ。
(从某种意义上说,人类是最残酷的。)
④日本語の中の「季語」というのは季節を表す言葉で、俳句の中で必ず使われるものだ。
(日语中的“季语”是表示季节的语言,俳句中一定要使用季语。)

116.…といえば…。
➪「…を話題にすれば」。何かを話題に取り上げて言う時に使う言い方。
①李さんといえば、我がクラスで一番まじめな学生である。
(说到小李,他可是我们班最认真的学生。)
②万里の長城といえば、世界で一番大きな建造物である。
(话说万里长城,它是世界上最大的建筑物。)
③うちの母といえば、美人で料理も上手である。
(说起我的母亲,她既漂亮又会做菜。)

117.…と言える。
➪「…と言う事ができる」。「…に喩えることができる」とか、それにふさわしいという意を表す時に使う言い方。
①彼女はうちの会社の看板娘だと言えるほどの美人です。
(她可称得上是我们公司招牌女孩的美丽姑娘。)
②母は仕事と家庭の両立に成功した女性だとも言える。
(我母亲可以说是工作、家庭两方面都很成功的女性。)
③エジプトのピラミットは世界一有名な遺跡だと言えるものである。
(埃及的金字塔可以称得上是世界上最有名的遗迹。)

118.…と言ってもいい(と言ってよい)。
➪「…と言える」。「…と言っても構わない」という意味の言い方。
①万里の長城は世界一の建築物と言ってもいい。
(万里长城可以称得上是世界之最的建筑物。)
②教師という仕事は人間を育てる職業だと言ってよい。
(教师这个职业可以说是培养人的职业。)
③長春は文化の都市だと言って良い。
(长春可以称得上是个文化之都。)

119.…と言っても言い過ぎではない。
➪「…と言っても過言ではない」。大変すばらしいとか、たいへんひどいという気持ちを表す時の言い方。
①中国は世界一歴史の長い文明国と言っても言い過ぎではありません。
(说中国是世界上历史最悠久的文明国家,也不言过其辞。)
②あの学校の学生たちの日本語は中国でもトップレベルにあると言っても言いすぎではない。
(那个学校的学生的日语水平,堪称是中国最高水准的代表。)
③中国はまだ男女の差別の国だと言っても言い過ぎではない。
(说中国是个男女差别还很厉害的国家,一点都不过分。)

120.…と言われている。
言い伝えとか、みんながそう思われているという意を表す言い方。
①京都は古い都で、日本の古い伝統がまだ残っている町だと言われている。
(据说京都是个古都,那里还保留着日本旧传统的东西。)
②川上さんは小学生の時からまじめな学生だったと言われている。
(听说川上从小学时就是个很认真的学生。)
③上海は昔から国際的な町だと言われている。
(据说上海从很早以前开始就是个国际化都市。)

121.どうしても…ない。
あらゆる手段を駆使しても目的を達成できないほど程度が甚だしいことを強調する言い方。
①どうしても彼女の名前が思い出せなくて、困っている。
(因为我怎么也想不起她的名字,而左右为难。)
②昔からBチームにはどうしても勝てなかった。
(一直以来我们从没有赢过B队。)
③英語の単語がどうしても覚えられないので、困っている。
(因为怎么也记不住英语单词,我感到很头疼。)

122.どう…たらいいだろう。
どうしたら良いか分からない時に、迷いの気持ちを表す言い方。
①駅へはどう行ったらいいだろうか。
(去车站怎么走才好呢?)
②明日が試験なのに、まだ全然復習していない。どうしたらいいだろう。困ったな。
(明天有考试,可我一点儿都没有复习。怎么办才好呢?)
③英語の単語が全然覚えられない。どう勉強したらいいだろう。教えてくれない?
(我一点儿都记不住英语单词,怎么学习才好呢?您能不能教教我。)

123.とうてい…ない。
到底可能性が全くないことを誇張して言う言い方。
①北京大学はあなたにはとうてい無理だから、ほかの大学を希望したほうがよい。
(对你来说进北京大学难度很大。所以,最好还是报考别的大学吧。)
②彼女のパワーにはとうていかなわない。
(我可无法抵得过她的气势。)
③こんなにたくさんの仕事、私一人ではとうてい出来そうもない。
(这么多的工作,我一个人可无法做完。)

124.…と思われる。
➪「…と思う」。自分の判断やみんなの考え方を表す時に使う使い方。「…と思う」より婉曲な言い方である。
①環境の保護問題は我々の身近なことから始めなければならないと思われる。
(我认为环境保护问题应该从身边的事情做起。)
②こんなに雪が降り積もっているから、来年も豊作ではないかと思われる。
(下了这么多的雪,我想明年一定是个丰收年。)
③あの人は無口な人で、みんなに生意気な人間だと思われがちだが、付き合ってみると、案外優しい人である。
(他是个不爱讲话的人,所以很容易被人们误认为是个高傲的人。但交往起来他还是个很热情的人。)

125.…と聞いている。
伝聞を表す言い方。
①あの先生はまだ独身だと聞いている。
(我听说那位老师现在还是个独身。)
②あの大学に入るには競争が激しいと聞いている。
(听说要进那所大学,竞争很激烈。)
③来年、この大学は新しい校舎に移ると聞いている。
(听说这所大学明年要搬到新校舍了。)

126.…と来たら(と来ては)…。
➪「…と来ると…」、「…といえば…」、「…というと…」、「…を話題にすれば…」。何かを話題に取り上げて言う時に使う言い方。「…といえば…」、「…というと…」より消極的な言い方。
①家内ときたら、料理が下手でしようがない。
(提起我妻子,她菜做得差极了。)
②王さんときたら、毎日遅刻ばかりしている。
(提起小王,他每天都迟到。)
③仕事はきついが、給料と来たら雀の涙ほどしかない。
(我们的工作很辛苦,但是说到工资,简直少得可怜。)

127.…ところだ。
ある行為のどの段階であるかを表す言い方。「…ところ」の前に来る動詞の活用形によって、過去か、現在進行中か、近い未来かを示す。また、後ろに来る動詞がどんな助詞を求めるかによって、「…ところ」の後ろにつく助詞が、ところに、ところへ、ところを、ところで、のように変化する。
①ちょうどお風呂に入っているところに電話がかかってきて、大変困ってしまいました。
(正洗澡时,有人打来了电话,弄得我不知所措。)
②夕食を食べようかとしているところへ友達が訪ねてきました。
(我刚准备吃晚饭时,朋友来了。)
③あの芸能人は恋人とデートしているところを写真に撮られて大変怒っていました。
(那位艺人正在与恋人约会时被人拍了照片,因此他感到很生气。)
④お休みのところをお邪魔してすみませんでした。
(真不好意思,打扰了您的休息,。)
⑤勉強しようとしているところで停電になって大変困りました。
(正要学习时停了电,可把我愁坏了。)
⑥最後の問題を解くところで試験終了のベルが鳴ってしまった。
(刚想做最后一道题时,考试结束的铃声就响了。)
⑦今ちょうどお客さんが帰ったところです。
(客人刚刚回去。)
⑧ちょうど父が家へ帰ったところへアメリカにいる兄から電話が掛かってきた。
(父亲刚刚回到家,居住在美国的哥哥就打来了电话。)

128.…どころか…。
➪「…はもちろん…」。(1)「…はもちろん、もっと程度の重い(軽い)…も…」という意を言い表す時に使う言い方。(2)「…を完全に否定して、事実はその正反対だ」と言いたい時に使う言い方。
(1)
①彼女は漢字のどころか、ひらがなさえ書けない。
(别说汉字,她连平假名都不会写。)
②昔の人々は貧しくて、テレビどころか、自転車もなかった。
(过去的人们很穷,别说电视,就连自行车都没有。)
③たった二元ではラーメンのどころか、弁当ひとつも買えない。
(仅靠两块钱,别说是拉面,就连一盒盒饭都买不到。)
(2)
①車で行ったら道が渋滞していて、早く着くどころか却って二十分も遅刻してしまった。電車で行けばよかったと思う。
(因为堵车,开车去不但没有早点儿到,反而迟到了二十分钟。真后悔不如坐电车去好了。)
②病気だという手紙をもらって家へ帰ってみたら、母は病気どころか元気そのものでした。ただ寂しくて会いたかったようです。
(接到母亲生病的信后,我回家一看,母亲不但没生病还很健康。听说她只是因为寂寞而想见见我。)
③あの人は億万長者で、車どころか飛行機も持っているそうだ。
(他是一名亿万富翁,所以,别说是汽车就连飞机他都拥有。)

129.…として…。
➪「…の立場で…」、「…の資格で…」、「…の名目で」。判断の立場を表す言い方。
①あの方は訪中団の団長として中国を訪れたことがあるそうです。
(听说他曾经以访华团团长的身份,访问过中国。)
②今回の事故につきましては、交通会社側としてもできるだけの補償をさせていただきます。
(有关这次的事故,我们交通公司也想尽最大的努力去给予补偿。)
③私は卒論のテーマとして地球温暖化問題を取り上げるつもりです。
(我打算把地球暖冬化问题作为毕业论文的题目。)

130.…としては…。
➪「…として…」。判断の立場を強調して表す言い方。
①その件について私としては特に意見はありません。
(对于那件事情我没有什么意见。)
②先生としてはそんなことは許せません。
(做为一名教师,不能允许做那种事情。)
③私個人としては、何の意見もないが、…。
(做为我个人倒没有什么意见,但是…。)
④彼としてはそうせざるをえませんでしょうが、私にはそんなことできません。
(从他的立场可能不得不那么做。但是,我不能那么做。)

131.…とする。
「…とされる」とか、「…と仮定する…」という意を表す言い方。
①中国の少数民族の中では、黒い皮膚の女性を美人だとする民族もいる。
(在中国的少数民族当中,也有以肤色黑的女性为美女的民族。)
②やってもいないのに、はじめからできないとするのはよくない。
(还没开始干就认为不行,那可不太好。)
③十時に出発するとすると、十二時には向こうに着くでしょう。
(如果我们十点出发的话,十二点就能够到达目的地吧。)

132.…とすると(とすれば、としたら)…。
➪「…と仮定したら…」。「今は…という状況にはないが、もしその状況を仮定すれば」という意を表す言い方。
①もし一億円あったとしたら、あなたは何に使いたいのですか。
(如果你有一亿日元的话,你打算用在何处?)
②もし留学するとすると、私は是非イギリスに行きたい。
(如果我能去留学,我一定要去英国留学。)
③旅行に行くとすれば家族三人で行きたい。
(如果能去旅游的话,我想一家三口人一起去。)

133.…と共に…。
➪「…つれて…」、「…に従って…」。「…すると、それと一緒にだんだん…」という意を表すときに使われる言い方。
①秋の深まりと共に、(天候も)だんだん冷えてきている。
(随着深秋的到来,(天气)一天比一天凉了起来。)
②近代化が進むと共に、人々の生活も便利になってきた。
(随着近代化的进展,人们的生活也随之方便起来。)
③戦争の拡大と共に、自分の家を失ってしまった難民も増えてきた。
(随着战争的扩大,失去自己家园的难民也多了起来。)

134.…とはかぎりません。
➪「…とは言えません」。「百パーセント全部そうだとは言えない、例外もある。」という意を表す言い方。
①お金持ちが必ずしも幸せだとは限りません。
(富人未必就幸福。)
②経済大国だからといって、日本人がみなお金持ちだとは限りません。
(不能说因为日本是个经济大国,日本人就都有钱。)
③先生だからといって、何でも知っているとは限りません。
(不能说因为是老师,就什么都懂。)

135.…と見える。
➪「…と思われる」。ある推測を表す言い方。
①夕べ夜更かししたと見えて、彼の目は赤い。
(看来他昨晚熬夜了,眼睛很红。)
②夕べの風が強かったと見えて、学校のキャンパス中の木はみな倒れ   
 てしまった。
(昨晚的风好像很大,校园里的树都倒了。)
③あの人は大金持ちになったと見えて、いつも立派な車に乗っている。
(他好像发了大财,总开着一辆高级轿车。)
④あの子は親に叱られたと見えて、悔しそうに泣いている(気分を悪 
くしている。)
(那个孩子看样被父母批评了,正在那儿懊恼地痛哭(他不高兴了)。)

136.どれだけ…か分からない。
➪「…どれほど…か知らない」。「どんなに…か分からない」という程度の甚だしさを言い表す時に使う言い方。
①あなたのためにどれだけ苦労したか分からないよ。
(为了你,我不知吃了多少苦。)
②大学に入るためにどれだけの努力をしたか分かりません。
(为了上大学,我不知付出了多少努力。)
③あなたのためにどれだけのお金を使ったか分からない。
(为了你,我不知花了多少钱。)

137.どれほど…か知らない。
➪「…どれだけ…か分からない」。程度の甚だしさを表す言い方。やや堅い文章語。
①あの子のために先生はどれほど心を砕いたか知らない。
(为了那位学生,不知老师操了多少心。)
②どれほどあなたに会いたかったか知らない。
(不知我有多么地想你。)
③息子のためにあの母親はどれほど気をもんだか知らない。
(那位母亲为了自己的儿子,不知操了多少心。)

138.どんなに…か分からない。
➪「どれだけ…か分からない」、「どれほど…か知らない」。程度の甚だしさを表す言い方。
①大学合格の知らせをもらった時、私はどんなに嬉しかったか分からない。
(当我接到大学入学通知书时,不知有多高兴。)
②小さい時から母に死に別れて、彼女はどんなに苦しい生活をしてきたか分からない。
(从小就失去了母亲的她,不知吃了多少苦。)
③昔の人々はどんなに苦労していたか、今の若者たちには分からないだろう。
(现在的年轻人,想像不出以前的人受了多少苦。)

139.どんなに…だろう。
「大変…です」という意をやや誇張して言い表す言い方。
①(あの人は)どんなに大変だったでしょう。
(他该多不容易啊!)
②(あの子は)どんなに立派になったでしょう。
(那个孩子真有出息!)
③完成したらこの絵はどんなにすばらしいでしょう。
(完成之后的这部画该有多棒啊!)

140.どんなに…ても…。
➪「どれほど…ても…」。「どんな状況でも…」という意を表す時の言い方。
①英語がどんなに難しくても最後まで勉強し続けるつもりだ。
(英语再难,我也要坚持学到底。)
②先生にどんなに叱られてもあの学生は泣かなかった。
(无论老师怎么批评,那个学生都没有哭。)
③どんなに叫んでも、誰一人助けに来なかった。
(无论他怎么喊叫,都没有一个人来救他。)

141.…ないうちに…。
「都合の悪い状態になる前に」という意を表す言い方。
①暗くならないうちに家へ帰りましょう。
(趁着天还没黑,咱们回家吧。)
②母は子供が起きていないうちに洗濯をしてしまった。
(母亲趁着孩子睡觉时,把衣服洗完了。)
③父に気づかれないうちにこっそりでかけましょう。
(趁着爸爸没发现,咱们悄悄地溜出去吧。)

*(次のような使い方もあるが、「…の間に…」という意になる。)
①健康なうちにうんと働きたい。
(趁着健康时,我想多做点工作。)
②若いうちにたくさん勉強しておこう。
(趁着年轻时,我想多学点儿东西。)
③体が丈夫なうちに、世界各国へ旅行に行ってきたい。
(趁着身体健康时,我想到世界各国去旅游一趟。)
④独身のうちに、自分の好きな事をやってみたい。
(趁着我还是个独身的时候,想干一番自己想干的事情。)

142.…ないかぎり…。
➪「…なければ…」。「前の事柄が成立しなければ、後の事柄が実現しない」という意を表す言い方。
①私が死なないかぎり、財産を分けることはできない。
(只要我不死,就不能分我的财产。)
②私が許さないかぎり、二人は結婚できないぞ。
(只要我不同意,你们俩就不能结婚。)
③実際にやってみないかぎり、成功するかどうか分からないだろう。
(如果不实际干一干,就不会知道能否成功。)

143.…ないことはない。
➪「…ないこともない」、「場合によっては…かも知れない」。「…という可能性がないとは言えない」と消極的に言う時に使う言い方。
①彼は天才だと言えないこともない。
(可以说他是个天才。)
②自分で料理を作れない事もないが、あまり上手ではない。
(不是自己做不了饭,而是做得不太好。)
③協力できないことはないが、ただし、条件があります。
(不是不能合作,而是有个条件。)
④一人でできないことはないが、ただ大変である。
(不是一个人做不了,只是做起来很辛苦。)
⑤一度に払えないことはないが、やはり分割払いにしよう。
(并不是不能一次性付钱,但还是分期付款吧。)

144.…ないで(ずに)…。
「…しないで、…する」という意を表す言い方。
①今朝は朝寝坊をしてしまったので、朝食も食べないで学校に来てしまった。
(今天早上我起晚了。所以,没吃早饭就到学校了。)
②夕べは酔ってしまったので、お風呂にも入らずに寝てしまった。
(昨晚喝醉了,所以,连澡都没洗就睡着了。)
③昨日は慌てていたので、切手も貼らずに手紙を出してしまった。
(因为我昨天很着急,所以,没有贴邮票就把信给寄出去了。)

145.…ないでください。
禁止や人に何かをしないように頼む時の言い方。
①教室の中で大声を出さないでください。
(不要在教室里大声喧哗。)
②すみません、そこに荷物を置かないでください。
(对不起,不要把行李放在那儿。)
③すみません、ここは禁煙車両なので、ここでたばこを吸わないでください。
(对不起,这里是禁烟车厢。请不要在这里吸烟。)

146.…ないで済む。
➪「…ずに済む」。
(1)「…をしないで…が解決できた」という意を表す言い方。
(2)「…ないでは済まない。」という言い方もあるが、「…しなくてはならない」という意になる。
(1)
①交通事故に遭ったが、幸いに大けがをしないで(せずに)済んで良かったですね。
(虽然他遭遇了交通事故,值得庆幸的是没有受严重的伤。)
②賠償金を払わないで済んだので、助かりました。
(我很幸运,没有付赔偿金就解决了问题。)
③夕べは私一人だったから、夕食を作らずに済んだ。
(因为昨晚就我一个人,所以,我没有现做晚饭,随便吃了点东西。)
(2)
①あなたが悪かったから、謝らないでは済まないだろう。
(因为是你的错,所以,你不道歉可不行吧。)
②まだ家のローンが残っているから、当分の間は共働きをしないではすまない。
(因为购房贷款还没有全部还清,所以,目前还需要夫妇二人都去工作。)
③いくら親のお金でも、借りたお金は返さずには済まないだろう。
(尽管借的是父母的钱,但也不能不还吧。)

*(「…て済む」「…で…を済ませた」という言い方もある。「…して…を解決した」という意になる。)
①彼女との離婚は、お金を払って済んだので、裁判に行かなくて済んだ。
(因为用钱解决了与她离婚的问题,所以没到法院去。)
②夕べは残りご飯で夕食を済ませた。
(我用剩饭对付了昨晚的一顿晚饭。)
③何でもお金で問題を済ませようという考え方は間違っている。
(什么问题都想用钱来解决是个错误的想法。)

147.…ないものはない。
➪「…ないこと(ひと・ところ)はない」。「全部…」という意を強調していう言い方。
①子供は三歳になれば、食べられないものはない。
(孩子到了三岁就什么都能吃了。)
②彼は歌が上手で、歌えないものはないそうだ。
(他歌唱得好,听说没有他不会唱的歌。)
③旅行好きの父は世界中行っていないところはない。
(喜欢旅行的父亲,世界各地没有他没去过的地方。)
④あの人は大変有能で、彼にできないことはない。
(他非常能干,没有他不会做的事情。)
⑤彼女は大変優秀なので、クラスで褒めない人(者)はいない。
(她非常优秀,班级没有不夸她的人。)

148.なかなか…ない。
何かをするのが大変難しいという意を表す時に使う言い方。
①この問題は難しすぎて、私にはなかなか解けない。
(这个题太难,我怎么也做不出来。)
②先月に彼女にプロポーズしたが、なかなかうんと言ってくれない。
(上个月我就向她求婚了,可是她始终都不答应我。)
③あのマンションは高すぎて、私のような安月給ではなかなか買えそうもない。
(那套公寓太贵,看来靠我的低收入是很难买得起。)

*(「なかなか…だ。」という言い方もあるが、それは「ある程度結構…だ。」という意になる。ベストではなく、ベターなのでほめ言葉として使わない方がよい。)
①なかなか素晴らしい絵ですね。
(这幅画真美啊。)
②この実験を完成するには、なかなか時間が掛かりそうです。
(要想完成这个实验,看样还需要很长一段时间。)
③夫婦共働きでは子供を育てるのもなかなか大変だ。。
(如果夫妇都工作,养育孩子可是太难了。)    
④この料理なかなかおいしいね。
(这道菜很好吃。)   

149.…なくてはならない。
➪「…なければならない」、「…なければいけません」、「…なくてはいけない」。義務や必要な事を表す言い方。
①この本は今週の金曜日までに返さなくてはなりません。
(这本书必须在本周五之前还回去。)
②あした、会社に行かなくてはなりませんので、今晩は早く休みたいのです。
(明天必须去一趟公司,所以,今晚我想早一点休息。)
③作文は四百字詰めの原稿用紙に書かなくてはなりません。
(作文必须要写在四百字的稿纸上。)

150.…なくてもいい(ないでもいい)。
➪「…なくてもかまいません」。「そうする必要はない」という許可の
意を表す言い方。
①明日は学校へ来なくてもいいよ。
(明天你不必到学校来。)
②万年筆でなくてもよろしいでしょうか。
(不用钢笔写也可以吗?)
③自分で行くから、迎えに来なくてもいい。
(我自己去,所以不用你来接我。)

151.…なければいけない。(…なければだめだ。)
➪「…なくてはならない」、「…なければならない」、「…なくてはいけない」。義務や必要な事を表す言い方。「…なければならない」より、個人的な事を言うときによく使われる言い方。
①明日は早く起きなければいけませんので、お先に失礼致します。
(明天我要早起,所以我先失陪了。)
②明日までにはこの原稿を書き上げなければいけませんので、今晩は夜更かしするつもりです。
(我必须在今天之内把这个稿子写完。所以,我打算今晚熬夜。)
③「田中さん、入院しちゃったのですか?近いうちにお見舞いに行かなければいけませんね。」
(“田中住院了吗?近期内我应该去看她一眼。”)

152.…なければならない。
➪「…なくてはならない」、「…なければいけません」、「…なくてはいけない」。義務や必要な事を表す言い方。
①若いうちにもっとたくさん勉強しておかなければならない。
(我们应该趁年轻的时候多学点儿东西。)
②もうこんな時間だから、早く出かけなければなりませんね。
(已经这个时间了,我得赶紧出门了。)
③子供は赤ちゃんの時から、もう教育を始めなければなりません。
(在小孩婴儿期,就应该开始对其进行教育。)

153.なぜなら(なぜかというと・なぜかといえば)…からだ。
前件の原因・理由を説明する言い方。
①あの二人はとうとう別れる事にした。なぜかというと、(あの二人は)性格がなかなか合わなかったからである。
(他俩终于决定分手了。因为(两个人的)性格很不和。)
②あの人は大学を退学する事にした。なぜかというと、体がついて行けなくなったからだ。
(他决定退学了,因为他的身体实在撑不下去了。)
③あの人は最近毎晩遅くまで勉強している。なぜなら一級の能力試験が近づいているからだ。
(他最近每晚都学到很晚,因为快要考一级能力测试了。)
④彼とは和解する事にした。なぜなら対立していてもいい結果は生まれないからだ。
(我决定与他和解,因为继续对立也不会有什么好的结果。)

154.何も…ない。
すべての物事を否定する言い方。
(2)相手の判断や行為が不当であることを表明する様子を表す言い方。
①霧が深くて前が何も見えない。
(因为雾太大,前方什么都看不见。)
②(来客に)何もございませんが、どうぞご遠慮なく召し上がってください。
((对客人)没什么好吃的。请您别客气,多吃点儿。)
③「昨日のけが、もう大丈夫なの?」「うん、もう何も問題ない。」
(“昨天的伤好了吗?”“嗯,一点儿都不疼了。)
④あなたには何んにも(なにも)分かっていないから、腹が立つのよ。
(因为你一点都不理解我,所以我才生气。)
(2)
①五分ぐらい遅刻したことで、なにもそんなに怒ることないだろう。
(不就迟到五分钟吗?没必要生那么大的气吧。)
②なにも行かないと言っていないよ。ただ行きたくないと言っているだけよ。
(我没说不去,只是说不想去而已。)
③口げんかしたくらいで何も家出することはないだろう。
(没必要仅仅因为闹了点口角,就离家出走吧。)

155.(何でも)…そうだ。
伝聞の内容に確信が持てない様子を表す言い方。
①彼女の父は何でも有名な物理学者だそうだが、詳しい事は知りません。
(听说他的父亲是个有名的物理学家,可是我不知道其详细情况。)
②何でもあの会社はもうとっくに倒産したそうだが、本当かな。
(听说那个公司早就破产了,是真的吗?)
③あの夫婦は何でも結婚してまもなく別居してしまったそうだが、信じられない。あんなに仲がよさそうに見えたのに。
(我真不敢相信, 看上去感情那么好的一对儿夫妻居然结婚不久就分居了。)

156.…なんと…だろう。
➪「どんなに…だろう」。状態や程度が甚だしい事を特に言いたい時に使う言い方。
①これはなんと美しい景色でしょう。
(这是一幅多么美丽的风景啊!)
②彼女はなんと優しい人でしょう。
(她是个多么温柔的女人呀!)
③これはなんとすばらしい山水画でしょう。
(这是一幅多么美丽的山水画呀!)

157.…に行く(来る)。
行為の目的を表す言い方。普通「移動の目的+に+移動動詞(行く・来る・帰る・戻るなど)」という形で使われる。
①昨日、スーパーへ買い物に行ってきました。
(昨天我去超市买东西了。)
②来年、オーストラリアへ留学に行くつもりです。
(明年,我打算去澳大利亚留学。)
③あなた、何をしにわざわざここへ来たの?
(你特意上这儿来干什么?)
④木村さんは宿題を忘れたので、寮へ宿題を取りに帰りました。
(因为木村忘了带作业,所以,他回宿舍去取作业去了。)

158.…において…。
➪「…で…」、「…に…」。物事が行われる場所、場面、状況を表す言い方。「…で…」、「…に…」よりやや堅い、或いは正式な言い方になる。
①卒業式は学校の大講堂において行われる予定である。
(毕业典礼预定在学校的大礼堂进行。)
②この植物は生命力が強いらしく、どんなに悪い環境においても水分さえあれば生存できるそうだ。
(据说这个植物的生命力很强,在任何恶劣的环境下只要有水分它就能够生存下来。)
③パーティーは明日の夜七時に第二教室において行われますので、ご出席お願い致します。
(联欢会于明晚的七点在第二教室进行,敬请光临。)

159.…における…。
➪「…で…」、「…に…」。物事が行われる場所、場面、状況を表す言い方。「…で…」、「…に…」よりやや堅い、或いは正式な言い方になる。「…における」の後ろには名詞が来る。
①あの先生は日本の現存する最古の和歌集『万葉集』における歌語を研究している。
(那位老师正在研究日本现存的最古老的和歌集《万叶集》中的和歌语言。)
②中国の日本語教育における彼の研究業績は皆に認められている。
(关于他为中国日本语教育所做出的贡献,大家都很认同。)
③彼女は長年にわたって、中日文化における異同について研究している。
(多年来,她一直在研究有关中日文化的差异问题。)

160.…に及ばない。
(1)「…必要がない」という意を表す時に使う言い方。
(2)「…に劣っている」という意を表す時の言い方。
(1)
①軽い風邪ですので、ご心配には及びません。
(患的是轻度感冒,所以您不必担心。)
②あたり前のことをしたまでで、お礼には及びません。
(我只是做了我应该做的事情,所以您没必要谢我。)
③この問題は細部まで検討するには及びません。
(这个问题的具体细节没必要探讨。)
(2)
①どんな高級料理も母の料理には及ばない。
(再怎么高级的料理,也不及妈妈做得菜好吃。)
②日本の車の品質はヨーロッパ車の品質には及ばないと言われている。
(据说日本车的质量不及欧洲车的质量好。)
③給料は彼より少ないが、能力的には彼に及ばないところはないと思っている。
(我的工资虽然没有他的工资高,但我认为我的实际能力并不比他低。)

161.…にもかかわらず…。
➪「…のに、それでも…」。「…の事実から予想される事とは違った結果になる」と言いたい時に使う言い方。
①彼女は大雨が降っているにもかかわらず家庭教師に出かけた。
(尽管外面下着大雨,她还是去做家教去了。)
②父は休日にもかかわらず会社に行っている。
(父亲就连假日都要到公司去。)
③あの学生は病気であるにもかかわらず学校へ行っている。
(尽管有病,但他还是去上学去了。)

*(「…にかかわらず…」という言い方もあるが、それは「…に関係なく…」という意になる。
①本店は昼夜にかかわらず、二十四時間営業しております。
(本店不分昼夜,24小时营业。)
②この運動会には老若男女にかかわらず、誰でも参加出来る。
(不分男女老少,都可以参加这个运动会。)
③明日は雨が降る降らないにかかわらず、運動会を実施する予定です。
(不管明天下雨与否,我们打算照常进行运动会。)
④この会社は学校の成績が良い悪いにかかわらず、能力さえあれば採用致します。
(不管你在校时的成绩如何,只要有能力本公司就录用你。)

162.…に限らず…。
➪「…だけでなく…」。「全部に当てはまる」という意を表す時に使う言い方。
①スーパーは平日に限らず、休日にも営業している。
(超市不分节假日,每天都营业。)
②今は学生に限らず、社会人も英語を勉強している。
(现在,无论是在校的学生,还是已经跨入社会的人,都在学习英语。)
③今は都会に限らず、田舎にもパソコンが普及している。
(如今,不管是在都市还是在农村,都普及了电脑。)

163.…に決まっている。
➪「きっと…だろう」、「…に違いない」。「必ず…だ」という意を表す時に使う言い方。
①こんなに熱があるんだから、病気に決まっているよ。
(你体温这么高,一定是生病了。)
②今回もまた勝つに決まっているよ。がんばろう。
(这次我们也一定能赢,加油吧!)
③こんないだずらをするのは、あいつに決まっている。
(做这种恶作剧的人,肯定是他。)
④もう十分しかないから、いくら急いで行っても間に合わないに決まっている。
(就剩十分钟,再怎么快走,也肯定来不及了。)

164.…に従って、…。
➪「…につれて…」「…に伴って…」。「…すると、次第に…」という意を表す時に使う言い方。
①時間が経つに従って、彼についての印象も薄れてきた。
(随着时间的流逝,对于他的印象也渐渐淡薄了。)
②物価の上昇に従って、生活費に使う出費も増えてきた。
(随着物价的上涨,生活费的支出也随之增多起来。)
③年を取るに従って、体もだんだん弱くなってきた。
(随着年龄的增长,身体也渐渐变得虚弱了。)

165.…にしても…にしても…。
➪「…にしろ…にしろ」、「…にせよ…にせよ…」、「…でも…でも…」。例をいくつか挙げて「その全部にあてはまる」という意を表す時に使う言い方。
①木村さんにしても、山田さんにしても、遅刻が多すぎる。
(不管是木村还是山田,迟到的次数太多了。)
②人生は勉強にしても仕事をするにしても中途半端は駄目だ。
(人在一生当中,不管是学习还是工作,都不应半途而废。)
③肉にしても野菜にしてもあのスーパーのものは新鮮です。
(无论肉类还是蔬菜类,那个超市的东西都很新鲜。)

166.…にしろ(にせよ)…にしろ(にせよ)…。
➪「…にしても…にしても…」。例をいくつか挙げて「その全部にあてはまる」という意を表す時に使う言い方。
①出席するにしろ欠席するにしろ、早めに連絡してください。
(不管出席与否,请您早一点跟我联系。)
②野球にしろサッカーにしろ、スポーツなら彼は何でもできる。
(不管是棒球还是足球,只要是运动项目他都会。)
③大人にせよ子供にせよ、約束した以上はちゃんと守らないといけない。
(不分大人小孩,既然约定了就要守信用。)

167.…にすぎない。
➪「ただ…だけだ」。程度の低さを強調する時に使う言い方。
①あの人は英語ができるといっても、ただ簡単な会話ができるにすぎない。
(他虽然会说英语,但也只不过会说一点简单的会话而已。)
②今回の試験で満点が取れた人はただ二人にすぎない。
(在这次考试中取得满分的人只有两人。)
③あの学生は日本へ留学したことがあるが、ただ一年にすぎないので、まだ日本語が上手ではない。   
(那个学生虽然去日本留过学,但在日本只呆了一年。因此,他的日语还不是很好。)

168.…にする。
いくつかの選択肢から意識的に一つを選んで決める時に使う言い方。
①(喫茶店で)「何かを頼みましょう。」「そうですね。わたしはコーヒーにします。」
((在咖啡馆)“喝点东西吧”“好。我要杯咖啡。”)
②きれいなセーターがいろいろありますね。どれにしようかな。
(好多好看的毛衣啊。我选哪一件好呢?)
③英語の勉強は午後からにする。
(我想下午学习英语。)

169.…に対して…。
➪「…に…」、「…を相手として…」。動作や感情が向けられる相手や対象を表す言い方。
①あの先生は学生に対してたいへん優しい方です。
(那位老师对学生很热情。)
②親に対して、そんな失礼な言い方をしてはいけないでしょう?
(对父母不应该用那样的口吻说话。)
③あの社長は社員に対しては優しいが、自分の息子に対しては厳しいそうです。
(听说那位社长,对公司的职员很好,但对自己的儿子却很严格。)

170.…にちがいない。
➪「…に相違ない」。「きっと…だろう」という意を表す時に使う言い方。
①あの人はにぎやかなのが好きだから、今晩のパーティーにもきっと来るにちがいない。
(他喜欢热闹。所以,他一定会来参加今晚的晚会。)
②あの人はどこかのセールスマンにちがいない。
(他一定是哪个公司的推销员。)
③何回電話してもいないから、山中さんはどこかへ旅行にでも行っているにちがいない。
(打几次电话山中都不在家,他一定是到哪儿旅游去了。)

171.…について…。
取り扱う内容・対象を言う時に使う言い方。後ろに「話す・聞く・考える・書く・調べる・研究する・知る」などの意味の動詞がくる場合が多い。
①あの教授は日本の歴史について大変詳しく知っている。
(那位教授对于日本的历史了解得很详细。)
②木村教授は「現代化と環境問題について」というテーマの特別講義をしてくれました。
(木村教授给我们做了以《关于现代化与环境问题》为题的特别讲座。)
 ③あのスターについてのことなら、何でも興味があります。
(有关那位明星的任何事情我都感兴趣。)

172.…につれて…。
➪「…に伴って…」、「…に従って…」、「…すると、だんだん…」。一方が変化すると、もう一方も同時に変化が生じるという意を表す時に使う言い方。
①大人になるにつれて、親の気持ちも分かるようになった。
(随着年龄的增长,我也开始理解父母的心情了。)
②現代化が進むにつれて、環境問題もだんだんひどくなってきている。
(随着现代化的进程,环境问题也随之日趋严重起来。)
③日本語が上手になるにつれて、難しい本も読めるようになった。
(随着日语水平的提高,我可以阅读难度大的文章了。)

173.…にとって(は)…。
➪「…の立場から考えると…」。「…の立場から考えると…だ」と言いたい時に使う言い方。
①外国語が分からない人にとって、一人での外国旅行はたいへん心細いことだろう。
(对于一个不懂外语的人来说,一个人去国外旅游是件很胆怯的事情吧。)
②先生にとっては難しくない問題であっても、学生にとっては大変難しい問題である場合もある。
(有时对于老师来说,是一件并不难的问题,可是对于学生来说却是件很难的问题。)
③これは私にとって、大切な思い出のある写真である。
(这张照片,对于我来说是张很有纪念意义的照片。)

174.…に伴って…。
➪「…につれて…」、「…に従って…」。「…すると、それと一緒にだんだん…」という意を表す時に使う言い方。
①年を取るに伴って、人生に対する考え方もだんだん変わってきた。
(随着年龄的增长,我对人生的看法也渐渐有了变化。)
②情報化が進むに伴って、コンピューターの果たす役割はだんだん大きくなってきている。
(随着信息化的进步,电脑的作用也越来越大了。)
③工業化に伴って、環境破壊問題も顕著化してきた。
(随着工业化的进程,环境破坏问题越来越明显起来)。

175.…に(と)なる。
ある変化や結果としてのある状態を表す言い方。
(2)「…となる」は発展変形の結果を表す場合に使う言い方。
(1)
①固体が液体になりました。
(固体变成了液体。)
②暖かい春になりました。
(温暖的春天来到了。)
③大きくなったら、先生(アナウンサー・監督・社長・大学生・チャンピオン・学者・お医者さん・弁護士・横綱)になりたい。
(长大了我想当一名老师(播音员·导演·社长·大学生·冠军·学者·医生·律师·横纲)。) (*“横纲”是日本相扑中的最高级别。)
④病気(はしか・結核)になりました。
(得病(湿疹·结核病)了。)
(2)
①私生活が小説となった。
(把私生活写成了小说。)
②災いが福となった。
(因祸得福。)
③チリも積もれば山となる。
(积少成多。)
④水が凍れば氷となる。
(水冻会成冰。)

176.…になると…。
(1)前件の条件が満たされると、後件が成立するという意を表す時に使う言い方。
(2)「…を言い出すと…」という意を表す時に使う言い方。
(1)
①春になると花が咲きます。
(一到春天,花就开。)
②子供は一歳になると歩けるようになる。
(小孩长到一岁就能走步。)
③私は四時間目になるとお腹が空いてきます。
(我一到第四节课,肚子就饿。)
④二十歳になると選挙権があります。
(到了二十岁,就有选举权。)
(2)
①あの子は遊ぶ時は元気だが、勉強になるとすぐ元気がなくなる。
(那个孩子玩的时候很有精神。但是,一到学习时就打不起精神来。)
②ほかの人なら何とも言わないが、あの人となると、すぐ文句を言い出すからみんなに嫌われている。
(别的人都不说什么,可是,一到他那儿就老是有意见。所以,大家都不喜欢他。)
③あの人は仕事はいい加減にしながら、待遇の事になるといつも我を先に争う。
(他工作做得马马虎虎,可是一谈到待遇问题他却争先恐后。)

177.…には…がある(いる)。
物の存在を表す言い方。「…には…がいる」は生命のある物の存在を表す時に使う。
①この教室の中には机が二十あります。
(这个教室里有二十张桌子。)
②うちの庭には池があります。
(我家的院子里有一个池塘。)
③北京には万里の長城や天安門、故宮など有名な景勝地や歴史の遺跡がたくさんあります。
(北京有万里长城、天安门、故宫等很有名的风景区和历史遗迹。)
④あの池の中には魚がたくさんいます。
(那个池塘里有很多鱼。)
⑤あのクラスには男子学生が何人いますか?
(那个班级里有几名男同学?)

178.…には…はない(いない)。
物の存在を否定する言い方。「…には…はない」は無生命の物の存在を否定する時に使う言い方。
①この部屋には机のほかに何もない。
(这个房间里除了桌子,什么都没有。)
②財布の中にはお金が一銭もない。
(钱包里一分钱都没有。)
③今は昼休みなので、教室の中には誰もいません。
(现在是午休时间,因此,教室里没有人。)
④犬小屋の中には犬がいません。どこへ行ったのでしょう。
(狗不在自己的窝里。到底到哪里去了呢?)

179.…にほかならない。
➪「…だ」、「…以外のものではない」。断定の気持ちを表す言い方。
①学生に厳しくするのは、学生に対しての愛情の表れにほかならない。
(严厉要求学生,是爱学生的一种体现。)
②こんなことをするのは木村にほかならない。
(只有木村才做得出这种事情。)
③母が口うるさく言っているのは子供の将来を心配しているからにほかならない。
(正因为担心孩子的将来,母亲才反反复复地唠叨。)

180.…に見える。
目で見た感じを述べる時に使う言い方。形容詞は連用形につく。
①あの学生はまだ若いのにもう社会人のように見える。
(那个学生还很年轻,但看上去却像个社会人。)
②彼女は実際の年齢より若く見える。
(她看上去要比实际年龄年轻。)
③あの人は元気そうに見えるが、実際は持病を抱えている。
(尽管看上去他很健康,但实际上他有慢性病。)
④もう二十歳なのに、まだ子供に見える。
(他已经二十岁了,可是,看上去却还像个孩子。)
⑤写真に撮るとあなたもきれいに(美人に)見えるね。
(照片上的你,看上去也很漂亮(美)呀。)

181.…によって…。
(1)「…」に対応して後の事柄がそれぞれ違う事を表す言い方。
手段や方法を表す言い方。しかし、身近な道具や手段には使わない。
受け身文の動作主を表す言い方。
(4)原因や根拠を表す言い方。
(1)
①国によって習慣が違う。
(习惯因国度不同而不同。)
②人によって性格がちがう。
(性格是因人而异的。)
③この公園には日によって人出が多かったり少なかったりする。
(这个公园有时人多,有时人少。)
④大きさによってリンゴを三種類に分けて箱に入れた。
(根据苹果的大小,分成三类装进了箱子里。)
(2)
①この問題はお互いの努力によって解決できると思う。
(我想靠大伙的努力,这个问题一定能够得到解决。)
②この問題は理事会の決議によって解決するつもりである。
(我们打算通过董事会的决议来解决这个问题。)
③この論文は長年の綿密な調査によって書かれたものである。
(这篇论文是经过多年的周密调查写成的。)
(3)
①「リア王」はシェークスピアによって書かれた三大悲劇の一つである。
(《李尔王》是莎斯比亚所写的三大悲剧之一。)
②この本は有名な教授たちによって書かれたものである。
(这本书是由著名的教授们所编写的。)
③川におぼれたあの男は五色の鹿によって救われたのに、あの男は五色の鹿を裏切ってしまった。
(五色鹿救了那个被淹的男人,可是,那个男人却背叛了五色鹿。)
(4)
①裁判官は事実によって判断を下すべきだ。
(法官应该根据事实来进行判决。)
②車の排気ガスによって、私たちが生活している身の回りの空気はだんだん汚れてきた。
(汽车的尾气污染了我们生活空间的空气。)
③これは飲酒運転によって起こした交通事故である。
(这是由于酒后开车所引起的交通事故。)
④不注意によって山から転落して大けがをしてしまった。
(由于不小心,从山上滚下而受了重伤。)

182.…によると(よれば)…そうだ。
伝聞を表す言い方。
①天気予報によると、明日は大雨が降るそうだ。
(听天气预报讲,明天有大雨。)
②彼女の話によると、彼女は来年渡辺さんと結婚するつもりだそうだ。
(她说打算明年与渡边结婚。)
③経済専門家たちの予想によると、日本の不景気は当分の間続くそうだ。
(据经济专家们的预测,日本的不景气现象还要持续一段时间。)

183.…ねばならない。
➪「…なければならない」。義務や必要なことを表す言い方。「…なければならない」よりやや堅い表現になる。「サ変動詞」には未然形「せ」につく。
①学生としてまじめに勉強せねばならない。
(做为一名学生,应该认真地学习。)
②親として子供を小さい時から教育せねばならない。
(做为父母对于自己的孩子,要从小的时候就开始进行教育。)
③患者はたばこやお酒を慎まねばならない。
(患者要少吸烟,少喝酒。)
④熱があるが試験があるから学校へ行かねばならない。
(虽然发着高烧,但是因为有考试我必须到学校去。)

184.…の代わりに…。
「…を代表して…」、「…を代替して…」という意を表す時に使う言い方。              
①父の代わりに息子が社長になった。
(儿子代替父亲成了一名社长。)
②李さんの代わりに王さんに会議に出てもらった。
(我让小王替小李去参加会议了。)
③現金の代わりに商品券で払ってもいいですか。
(用商品券代替现金可以吗?)

185.…のは…からだ。
前件の理由や原因を説明する時に使う言い方。
①毎日野菜ばかり食べているのは、今ダイエットをしているからだ。
(每天之所以光吃蔬菜,是因为我在减肥。)
②最近、たばこをやめているのは、肺炎にかかったからだ。
(最近我戒了烟,是因为得了肺炎。)
③日本語を勉強しているのは、将来日本語の教師になりたいからだ。
(我学日语,是因为将来想当一名日语教师。)

186.…のは…せいだ。
前件の理由や原因を表す言い方。結果が望ましくない場合にこのような言い方をする。
①先生に叱られたのはあなたのせいだ。
(都怪你,我才被老师批评。)
②肺炎にかかったのはたばこを吸いすぎたせいよ。
(因为吸烟过多,才得了肺炎。)
③成績が悪いのは普段勉強しないせいだ。
(都怪你平时不好好学习,成绩才不好。)

187.…のほかに…。
「…を含めて、その他も…」という意を表す時に使う言い方。
①今日の会議には学長のほかに、木村教授もご出席された。
(除了校长以外,木村教授也出席了会议。)
②私の家は私のほかに、父と母がいます。
(除了我,家里还有我的父亲和母亲。)
③今日はスーパーに行って、食料品のほかに文房具も買ってきた。
(今天我去超市,除了食品还买了文具。)

188.…のほかは…ない。
「…だけです」という意を表す時の使い方。
①午後は物理の授業のほかはない。
(下午我们只有物理课。)
②教室の中には机と椅子のほかは何もありません。
(教室里面只有桌子和椅子。)
③今朝は牛乳のほかは何も食べていません。
(今天早上我只喝了杯牛奶。)

189.…のもとに(もとで)…。
「…を頼って…」、「…の下で…」という意を表す時に使う言い方。
①新しいリーダーのもとに、人々は協力し合うことを約束した。
(大家决心在新班子的领导下齐心合作。)
 ②もう数少なくなっているパンダは中国政府の保護政策のもとに守ら  
れてきた。
(在中国政府的保护政策下,为数不多的熊猫得到了保护。)
③政府の指導のもとで、中国も一日も早く現代化しないといけない。
(中国应该在政府的指导下,尽快实现现代化。)
④指導教官の熱心な指導のもとで、この論文がやっとできあがったのです。
  (这篇论文是在导师的细心指导下,才得以完成的。)

190.…ばいい(よい)。
➪「…たらいい」。(1)「…した方がよい」と勧める時に使う言い方。
(2)「そのようになってほしい」という希望や願望を表す言い方。
(1)
①インターネットのことなら、川上さんに聞けばいい。
(有关互联网的事情最好去问川上。)
②買い物ならあのスーパーに行けばいい。
(要想买东西,最好去那家超市。)
③風邪ならこの薬を飲めばいい。
(如果你感冒了,最好吃这个药。)
(2) 
①明日晴れればいいが、どうでしょうね。
(明天要是晴天就好了。可是,究竟会怎样呢?)
②誰かが迎えに来てくれればいいが、誰も来てくれなければどうしよう。
(要是有人来接我就好了。可是,如果没人来接我可怎么办呢?)
③食べてしまえばよかったのに、捨てるのはもったいない。
(吃掉就好了,扔了多可惜。)

191.…は…が…。
「…は」は話題になる部分を表し、「…が」は話題になる物の一部分
やそれに属する物を表し、「が」の後ろの部分は「が」が表している
部分の状態や性質を表している。
①あの人は目が大きいです。
(他有一双大眼睛。)
②この花は色がきれいです。
(这个花的颜色很漂亮。)
③明日は天気が晴れるそうなので、ハイキングにでも行きませんか。
(听说明天晴天,咱们去春游好吗?)
④日本は物価が世界一高いそうです。
(听说日本的物价是世界上最贵的。)

192.…は…がある(いる)。
所有を表す言い方。
①あの家はお金がたくさんあるそうだ。
(听说他家很有钱。)
②山本さんはまだ若いのに、自分の会社があるそうだ。
(山本虽然很年轻,但听说已经有了自己的公司。)
③私は友達がたくさんいます。
(我有很多朋友。)
④私はまだ子供がいません。
(我还没有孩子。)

193.…ばかりだ。
➪「…だけだ」、「…のみだ」。悪い方向にだけ変化が進んでいることを表す言い方。普通、変化を表す動詞の後ろにつく。
①父は年をとってから気むずかしくなるばかりで、このごろ誰も寄りつこうとしない。
(上了年纪后,父亲的脾气越来越不好。所以谁都不想接近他。)
②最近、日本国民の政府への不信感は増すばかりである。
(最近,日本国民对日本政府越来越不信任了。)
③遠い外国にいると、故郷を思う気持ちは増すばかりである。
(远离祖国,思乡之情日益浓郁。)
④経済が発展するにつれて、公害問題はひどくなるばかりである。
(随着经济的发展,公害问题日益严重起来了。)

194.…ばかりでなく(だけでなく)…も…。
範囲がもっと大きいという意を表す時に使う言い方。
①あの人は日本語ばかりでなく、英語も習っている。
(他不仅在学习日语,同时还在学习英语。)
②今日は頭が痛いだけでなく、目眩もするので、学校へ行けなかった。
(今天我不仅头痛,还有点迷糊,因此没能上学。)
③公害問題は都会ばかりでなく、田舎にまで広がっている。
(公害问题不仅发生在都市里,而且已经发展到了农村。)

195.…ばかりに…。
そんな事が原因で、予想外の悪い結果となってしまったという意を表す時に使う言い方。
①生水を飲んだばかりに、おなかを壊してしまった。
(就因为喝了生水,把肚子喝坏了。)
②コンピューターができないばかりに、面接にパスできなかった。
(因为我不会用电脑,所以,没有通过面试。)
③遊んでばかりいた(復習しなかった)ばかりに、今度の試験の成績は悪かった。
(因为光玩儿了(没有复习),所以,这次考试成绩很不好。)

196.…(V連用形)はしない。
「否定の意」を強調して言う時に使う言い方。
①あなたが作ったものを食べはしないよ。
(我才不吃你做得菜呢。)
②もうあなたとつきあいは(や)しない。
(我再也不与你交往了。)
③もうあなたと一緒にいや(は)しない。
(我不想继续和你在一起了。)

197.…はずである。
(1)確信のある推量を表す言い方。自分の意志的な行為の予測には使わない。
(2)事実や状況から「それは当然だ」という意を表す時に使う言い方。
(1)
①父は今頃会社に着いているはずです。もう一時間も前に家を出ているから。
(父亲一个小时前就出门了。因此,他现在应该到了公司。)
②彼は三時に着く汽車に乗ったそうだから、今はもう駅に着いているはずです。
(听说他乘坐的车三点到达,所以,他现在应该到车站了。)
③彼女は二年前に高校を卒業しているから、今はもう大学生のはずですよ。
(她两年前就高中毕业了。所以,现在应该是个大学生。)
(2)
①おいしいはずよ。新鮮な魚で作った料理だから。
(因为是用新鲜的鱼做得菜,当然要好吃了。)
②もう大学生だから、こんなに易しい問題はできるはずです。
(都是大学生了,这么简单的题他当然应该会做。)
③もう知らせておいたから、知っているはずです。
(我已经通知了他,所以他应该知道这件事。)
④あの先生は十年も日本にいたから、日本語が上手なはずです。
(那位老师已经在日本生活了十年,所以,日语当然说得好。)

198.…はずは(が)ない。
「はずだ」の否定形。「当然…可能性がない」という意を表す時に使う言い方。
①あんなまじめな人が嘘をつくはずがない。
(那么认真的人绝不会撒谎。)
②こんなに難しい問題を子供にできるはずがない。
(这么难的题,小孩子根本不可能会做。)
③誰にも言っていないから、先生が知っているはずはない。
(我跟谁都没有讲,因此,老师不会知道。)
④「山田さん暇かしら」「彼女はいま就職活動中だから暇なはずはない  
よ。」
(“山田她能有空吗?”“她正在找工作,所以,根本不会有空。”)

199.…は…だ。
判断を表す言い方。
①これは私の小学生時代の写真だ。
(这是我小学时代的照片。)
②あれは雀ではなくて鴉だ。
(那不是麻雀,是只乌鸦。)
③私は中国から参りました留学生です。
(我是从中国来的留学生。)

200.…は…だろう。
(1)ある予測を表す言い方。自分の意志的な行為の予測には使わない。(2)相手に同意を求めたり、相手の気持ちや状況に同情したり、相手  
に確認する時に使う言い方。
(1)
①こんなに難しい問題は彼には無理だろう。
(这么难的题,恐怕他做不出来吧。)
②明日は雨だろう。
(明天可能会有雨。)
③誘えば彼女も来るでしょう。
(如果约她的话,她会来吧。)
(2)
①これ、なかなかすてきでしょう。父からもらったのです。
(这个很漂亮吧?是我的父亲送给我的。)
②お母様に死なれて寂しかったでしょう。
(失去母亲后,您感到很寂寞吧。)
③あした、クリスマスパーティーがあるんだろう?一緒に行かない?
(明天不是有圣诞晚会吗?咱们一起去吧。)
④夕べ、あなたも一緒だったんでしょう?私酔っちゃったけど、何か 変な事言わなかったよね。
(昨晚,你是不是和我在一起了?我当时有点儿醉了,没说什么失礼的话吧。)

201.…は…ではない。
「…は…だ」という判断文の否定文。
①これは私の本ではない、渡辺さんのです。
(这书不是我的,是渡边的。)
②木村さんは東京生まれではないそうだ。
(听说木村不是东京出身。)
③私が言っているのはそういう意味ではない。
(我说的不是那个意思。)

202.…はないか。
物の存在を問う疑問文。
①もうお金がないか(の)?
(这么快就没钱了?)
②冷蔵庫の中に何か食べられる物はないんですか。
(冰箱里有没有什么能吃的东西?)
③この近くに川はないんですか。
(这附近没有河吗?)

203.…は…にある(にいる)。
ある物(或いは人間や動物)の存在場所を表す言い方。
①日本は中国の東の方にあります。
(日本在中国的东面。)
②先生はいま研究室にいます。
(老师现在在教研室里。)
③お金は勉強机の引き出しの中にあります。
(钱在写字台的抽屉里面。)

204.…は…にない(にいない)。
「…は…にある(いる)」という物(或いは人間や動物)の存在場所を表す文の否定文。
①あの辞書は本棚の上にないの?
(那本词典不在书架上吗?)
②木村さんは教室にいない、どこに行ったんだろう。
(木村不在教室里,他究竟去哪儿了呢?)
③私が探している本はこの図書館にないらしい。
(看来这个图书馆里没有我要找的书。)

205.…は…のだ。
「…は…の…だ」という所属を表す言い方を省略した言い方。
①この本はわたしの(本)です。
(这本书是我的。)
②このカバンは誰のですか。
(这是谁的书包?)
③このスカーフは母ので、このネクタイは父のです。
(这条丝巾是母亲的,这条领带是父亲的。)

206.…ば…のに…。
「…すれば、よかったのに」という残念な気持ち、あるいは不満の気持ちを表す言い方。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         
①一緒に来ればよかったのに、どうして一緒に来なかったのですか。(*相手への不満を表している。)
(你们一起来就好了,为什么不一起来呢?)
②一言言ってくれれば、私も一緒に行ったのに。(*声をかけてくれなかった事に対しての不満を表している)。
(如果你吱一声,我不也一起去了?。)
③前もって準備して置けば良かったのに、こんな事になるとは思わなかったから。(*後悔の意を表している。)
(真没想到会变成这样。如果知道会这样,事先做好准备就好了。)

207.…ば…ほど…。
「もっと…すれば、もっと…になる」という意を表す言い方。 
①北の方へ行けば行くほど冬は寒いはずだ。
(越往北走,冬天就越会冷。)
②アパートは学校に近ければ近いほどよい。
(公寓离学校越近越好。)
③お金は多ければ多いほどよい。
(钱越多越好。)

208.…はもちろん、…(も)…。
「…は当然として、言うまでもなく…」という意を表す言い方。
①復習はもちろん、予習もしないといけません。
(不仅要复习,还应该预习。)
②大都会ではもちろん、地方の小さな町でも情報がすばやくキャッチできる。
(不用说在大都市,就连地方的小城镇,也能够迅速得到情报。)
③田中さんは勉強はもちろん、スポーツもよくできる。
(学习就不必说,田中他体育也很好。)

209.…は…より…。
比較を表す言い方。
①兄は弟より背が高いです。
(哥哥比弟弟高。)
②中国はロシアより人口が多いです。
(中国比俄罗斯人口多。)
③ハルビンは長春より冬は寒いです。
(哈尔滨的冬天比长春冷。)

210.…べきだ。
当然・適当・義務・可能を表す言い方。
①拾ったお金はすぐ警察に届けるべきだ。(義務)
(拾到的钱要交到警察那里去。)
②来るべき人が来ていない。(適当)
(该来的人却没有来。)
③子供は親の老後の面倒を見るべきだ。(義務)
(儿女有义务照顾父母的晚年。)
④彼も行くべきよ。昨日自分も行きたいと言っていたんだから。(当然)
(他当然会去的。因为昨天他说他自己也要去。)
⑤これは信頼すべき筋からの情報だ。(可能)
(这是一条可以信赖的情報。)

211.…別に…ない。
➪「特に…ない」。ある状態や程度に特に言及する言い方。
①この問題は別に難しいことはない。
(这个问题没有什么难的。)
②部長の留守中に別に変わった事はなかった。
(部长不在公司的这段时间,并没发生什么状况。)
③「会社を辞めてこれからどうするつもり」「別にどうもしやしないさ」
(“辞职后你打算干什么?”“没有特别的打算。”)
④今度の学会では見るべき発表は別になかった。
(这次学会,没有特别值得一听的发言。)
⑤「今日の映画おもしろかった?」「別に…。」
(“今天的电影有意思吗?”“马马虎虎啦。)

212.…方がいい。
➪「…たらよい」。自分の意見や提案を相手に勧める言い方。「…方がいい」の前に動詞が来る場合は「…た方がいい」になる。
①日本に関することならあの日本人の先生に聞いた方がいい。
(如果是有关日本的事情,你最好是去问一下日本教师。)
②風邪なら早く薬を飲んだ方がいい。
(如果是感冒,你最好早一点吃药。)
③安く買いたいならスーパーの方がいい。
(如果想省钱,你最好到超市去买东西。)
④あの人とはもう会わない方がいいんじゃない?
(你最好不要与那个人见面。)

213.…ほど…ない。
二つの物の程度は大体同じだが、前者は後者に及ばないという意を表す時に使う言い方。程度が全く違う物には使わない。
①北京も人口が多いですが、上海ほど多くありません。
(北京的人口也很多,但没有上海的人口多。)
②日本の北海道も冬は寒いですが、中国のハルビンほどではありません。
(日本北海道的冬天也很冷,但是,没有中国的哈尔滨冷。)
③今度の試験問題は私が思っていたほど難しくなかった。
(这次的考试题,没有我想像的那么难。)

*(「…ほど…はない」という言い方もあるが、これは主観的に「…は最高だ」という意を表す言い方である。)
①今年の冬ほど寒い冬はない。
(再没有比今年的冬天更冷的冬天了。)
②彼女ほどわがままな学生はいないだろう。
(没有比她更任性的学生了。)
③自分の好きな本をゆっくり読んでいる時間ほど幸せなことはない。
(没有比读自己喜欢的书的时候更幸福的时刻了。)

214.…までもない。
➪「…しなくてもいい」。「…の程度までは必要ない」という意を表す時に使う言い方。
①彼女のだらしなさと言ったら、言うまでもない。
(别提她多么地邋里邋遢了。)
②説明書に詳しく書いてあるから、わざわざ説明を聞くまでもないと思う。
(说明书里写得很清楚。所以,我认为不必特意去听说明。)
③あの映画はおもしろいが、わざわざ映画館に見に行くまでもないと 思う。
(那个电影的确很有意思,但我觉得还不至于特意去电影院去看它。)
④がんばれば、自分でもできるかもしれないから、わざわざ人に教えてもらうまでもないと思う。
(只要你努力,兴许自己就能做好。所以,我觉得没必要特意向别人求教。)

215.まるで(ちょうど;あたかも)…ようだ。
典型的な状態に喩えて言う時に使う言い方。
①飛行機から見下ろすと、地上の車はあたかもおもちゃのように小さく見える。
(从飞机上往下俯瞰,地上的汽车小得简直像个玩具。)
②あの連凧はあたかも龍が空を飛んでいるように見える。
(那条长风筝看上去简直就像一条龙在天空上飞。)
③あの先生はまるで母親のように子供を抱っこして(子供の手をつないで)道を渡っている。
(那位老师像母亲似地抱着孩子(拉着孩子的手)在过马路。)
④プレゼントをもらって喜んでいる彼女の様子はまるで子供のようだ。
(拿到礼物的她,高心得简直像个小孩子似的。)
⑤あの人は髪の毛が大変乱れていて、ちょうど起きたばかりのようだ。
(他的头发乱得简直就像刚刚起床似的。)

216.めったに…ない。
➪「たまに…」。頻度が大変少ないという意を表す言い方。
①叔父はめったに家に来ない。
(叔叔很少来我家。)
②子供ができて以来、めったに映画を見に行かない。
(自从有了孩子,我很少去看电影。)
③最近忙しくて、彼女とはめったに会わない。
(最近我很忙,所以很少与她见面。)

217.もう少しで…ところだった。
➪「もうすぐ…ところだった」。物事が起こる寸前状態を表す言い方。
①昨日はもう少しのところで車にはねられるところだったが、幸いはねられなくて良かった。
(昨天我险些被车撞到,多亏没有撞上。)
②もう少しで一人で食べてしまえるところだったが、弟が急に帰って来たので半分ずつ分けて食べざるを得なかった。
(我差一点就把它全部吃光,可是,因为弟弟突然回来,我只好分给他一半了。)
③もう少しでおぼれそうになったところへ警察が来て助けてくれた。
(快被水淹没时,警察来救了我。)
④あまりにもびっくりしたので、もう少しで大声を出すところだった。
(由于太吃惊,我差点叫出声来。)

218.…も…し、…も…。
同類の性質のことを重ねて言う場合に使う言い方。
①あのセーターは色もいいし、柄もよいから、一枚買って帰ろうかな。
(那件毛衣颜色和花纹都很好,我买一件回去?)
②今日は天気も良いし、休日だし、どこかへ遊びに行きましょうか。
(今天是假日,天气又好,我们出去玩好吗?)
③この店は商品の種類も豊富だし、値段も安いから、いつもお客さん  が多い。
(这家店不仅商品种类多,价格也便宜,所以,顾客总是很多。)

219.…ものか(もんか)。
➪「決して…ない」。否定の意を強調して表す言い方。
①あんな人と二度と話をするものか。(絶対話さない。)
(我再也不想与他讲话。)
②あんな人の家へ二度と行くものか。(もう行かない。)
(我再也不想去他家。)
③こんなにたくさんの仕事一人でできるものか。(絶対出来ない。)
(这么多的工作,一个人绝对做不完。)
④こんなにたくさんの単語を一遍に覚えられるものか。(覚えられない。)
(这么多的单词,一下子肯定记不住。)

220.…ものではない(ものじゃない)
➪「…べきではない」。道徳的に、或いは社会的な常識として、してはいけない事を言う時に使う言い方。
①教室の中でたばこを吸うものではない。
(不许在教室里吸烟。)
②病院の中で大声で話すものではない。
(不许在医院里大声说话。)
③学生として変な格好をして歩くものではない。
(做为一名学生,不能打扮得古里古怪的。)

221.…も…ば…も…。
➪「…も…し、…も…」。(1)前件と同じ性質の物を重ねて言う時に使う言い方。(2)同類の物や対立する物を並べて言う言い方。
(1)
①明日は筆記試験もあれば口頭試験もあるので、大変心配です。
(明天既有笔试又有口试,所以我很担心。)
②今日は風もなければ雨も降らないたいへん恵まれたお天気ですね。
(今天既不刮风又不下雨,真是个好天气呀。)
③彼女は英語の勉強もすれば小説も書いているそうだ。
(听说她一边学英语,一边在写小说。)
(2)
①この店では高級品も売っていれば、安い実用品も売っている。
(这个店既卖高级商品,也卖便宜而实用的商品。)
②人生というものは、山もあれば谷もある。
(人的一生,既有成功之时,也有失败之时。)
③あの人は優しい面もあれば厳しい面もある。
(他既有柔情的一面,也有严厉的一面。)
④うちの外国語学院には日本語学部もあれば英語学部もある。
(我们外语学院既有日语系,也有英语系。)

222.…も…も…。
同類の性質の例を並べて、「全部…」という意を表す時に使う言い方。
①私の父も母もみな教師をしている。
(我的父母亲都是教师。)
②野にも山にも春が来た。
(到处是一片春光明媚。)
③あの子は学校でも家でも英語を勉強している。
(那个孩子无论在学校还是在家里,都学习英语。)

223.…やいなや…。
➪「…すると、同時に…」。「…が起こった直後に後のことが起こる」という意を表す時に使う言い方。
①子供は家に帰るやいなや、お腹が空いたと言ってお菓子を食べている。
(孩子一回到家就说饿,马上吃起了小零食。)
②家に帰るやいなや、誰かから電話がかかってきた。
(我刚刚到家,马上就有人来电话了。)
③先生が「では、今日の授業はこれで終わります」と言うやいなや、学生たちは一斉に席を立って教室を出ていった。
(老师刚说“下课”,学生们就立刻起立一窝蜂似地跑出了教室。)

224.…ようが(も)ない(仕方がない)。
「…方法がなくてできない」という意を表す言い方。
①あの人の名前さえ知らないから、連絡しようがない。
(我连那个人的名字都不知道,所以根本无法与他联系。)
②自分ががんばらなければ先生としてもどうしようがない。
(学生自己不努力,做为一名教师也无可奈何。)
③バスも電車もなくなったので、どうしようもなくタクシーで帰りました。
(因为既没了公共汽车也没了电车,我只好坐出租车回家了。)
④寒くて寝ようもないので、いっそ起きて本を読んだ。
(冷得我无法入睡,只好起来看书了。)

225.…ようにする。
習慣的に何かをする事を表す言い方。
①私は毎朝、早く起きて散歩するようにしている。
(每天早起后我都去散步。)
②食事の前はちゃんと手を洗うようにしましょう。
(要养成饭前洗手的习惯。)
③授業中はちゃんとノートをとるようにしてください。
(上课时请(你们)记笔记。)

226.…ように…。
「…という目的が実現することを期待して」という意を表す言い方。普通、「ように」の前には意志動詞が来ない。可能動詞・無意志動詞・動詞の否定形がよく来る。
①風邪が早く治るように点滴をしてもらいました。
(为了使感冒能够早一点好起来,我打了点滴。)
②学生によく見えるように、大きく書きました。
(为了能让学生看清,我把字写得很大。)
③親に気づかれないようにこっそり部屋を出ました。
(为了不让爸爸发现,我偷偷地溜出了房间。)
④自分の子供が出世できるように親たちは子供がまだ小さい時から、教育に力を入れている。
(为了能让自己的孩子出息,父母们在孩子还很小的时候就在他们的教育上投入了很大的精力。)

227.…ようになる。
能力や状況や習慣の変化を表す言い方。「ようになる」前には変化を表す動詞は来ない。
①最近、英語で新聞が読めるようになりました。
(最近我能用英语看报纸了。)
②一歳になると、子供は自分で歩けるようになります。
(到了一岁,孩子就能够自己走路了。)
③最近木村さんもまじめに勉強するようになりました。
(最近木村也开始认真学习了。)

228.…よりしかたがない。
➪「…よりほかはない」、「…しかない」。「そうするほかに、別の方法がない」という意を表す時に使う言い方。
①タクシーもなくなったから、歩いて帰るより仕方がない。
(因为出租车也没了,所以只好走着回去。)
②お金がなくなったから、インスタントラーメンを食べるより仕方がない。
(因为没有钱了,所以只好吃方便面。)
③もうはっきりと断られたから、あきらめるより仕方がない。
(因为断然地被拒绝了,所以我只好死心。)

229.…より(も)…方が…。
「前件より後件の方がよい」と言いたい時に使う言い方。
①今はラッシュアワーだから、タクシーより地下鉄の方が速いよ。
(现在是上班高峰期,所以坐地铁要比坐出租车快。)
②私は東京より横浜の方が好きだ。
(比起东京,我更喜欢横滨。)
③いちいち先生に聞くより自分で調べた方がもっと勉強になるよ。
(与其什么都问老师,不如自己动手查,这样对自己的学习更有帮助。)

230.…よりほかはない。
➪「…よりしかたない」、「…しかない」。「それ以外に別の方法がない」という意を表す言い方。
①誰も一緒に行ってくれないから、一人で行くよりほかはない。
(谁都不想跟我一起去,所以只好我自己去了。)
②母が家にいないから、自分で食事を作るよりほかはない。
(因为母亲不在家,只好我自己做饭了。)
③友達が留守だから、メッセージを入れて置くよりほかはない。
(因为朋友不在家,所以我只好给他留了言。)

231.…わけである。
事実や状況から「当然…の結論になる」という意を表す言い方。
①恋人がこのクラスにいるから、どおりで彼は毎日この教室に来るわけだ。
(原来他的女朋友在这个班级,怪不得他每天都来这个教室。)
②もう習ったものだから、よくできるわけだ。
(因为他学过,所以他才会。)
③頼まれなかったから、やらなかったわけです。
(因为没人求我,所以我就没做。)
④簡単な問題だったからすぐできたわけだ。
(因为是个简单的问题,所以他很快就做出来了。)

232.…わけではない。
部分的否定を表す言い方。「全部が…とは言えない」という意を表す時に使う言い方。
①日本は経済大国と言われているが、日本人がみなお金持ちであるわ けではない。
(虽然日本被称之为是经济大国,但日本人未必就都是富翁。)
②肉が嫌いなわけではないが、それほど好きでもない。
(虽然我不是讨厌肉,但也不太喜欢肉。)
③英語がぜんぜんできないわけではないが、たいへん下手である。
(不是一点儿也不会说英语,就是说得不太好。)
④あなたが嫌いなわけではないが、まだ結婚までは考えていない。
(不是我不喜欢你,而是我还没考虑到结婚这个问题。)

233.…わけにはいかない。
➪「…する事はできない」。社会的、道徳的、常識的にそうする事は出来ないという意を表す時に使う言い方。
①明日試験があるから、風邪だからといって休むわけにはいかない。
(因为明天有考试,所以我不能因为感冒就休息。)
②皆が働いているのに、私一人がコーヒーを飲んでいるわけにはいかない。
(大家都在工作着,我怎能独自喝咖啡呢?)
③最近、たいへん疲れているが、母が入院しているから看病に行かないわけにはいかない。
(尽管我最近很累,可是母亲在住院,所以我不能不去护理她。)

234.…を…と言う。
ある事柄の名称を表す言い方。
①一緒に生まれた子供を双子と言う。
(一起出生的孩子被称之为“双胞胎”。)
②一つの国の政治・経済・文化の中心地を首都と言う。
(一个国家的政治、经济、文化中心被称之为“首都”。)
③肉の餡(あん)を入れた饅頭(まんじゅう)を肉まんと言う。
(带肉馅的包子被称之为“肉包子”。)
④小豆の餡を入れたパンをあんパンと言う。
(带有豆沙馅的面包被称之为“豆沙夹心面包”。)

235.…を…と考える。
「喩えある事柄を…に仮定して考える」という意を表す時に使う言い方。
①自分をその子の本当の母だと考えてみよう。自分の本当の子供にそんなまねができると思う?
(试把自己当做那个孩子的亲生母亲想一想,对自己的亲生孩子你能做出那种事吗?)
②実習の先生を自分の本当の先生だと考えないといけないよ。
(应该把实习的老师当做自己的真正老师。)
③喩えばその事件を自分の親戚の事だと考えたらどうなるだろう。
(如果把那件事当做自己亲戚的事情来想,会怎么样呢?)

236.…を…とする。
ある物を基準や内容にしたということを表す言い方。
①日本と朝鮮はお米を主食としている。
(日本和朝鲜都以大米为主食。)
②「二十一世紀における日本語教育」をテーマとして、シンポジウムが行われた。
(我们以《二十一世纪的日本语教育》为主题,召开了研讨会。)
③この学校に入学できるのは、この学区に住んでいる子供を第一条件としている。
(能够进入这所学校的第一条件就是要住在这个学区。)

237.…を…にする。
ある状態に達した事柄を表す言い方。
ある事柄を基準とするという意を表す言い方。
(1)
①一クラスを二組にして会話の練習をさせる。
(把一个班级分成两个小组,让他们进行会话练习。)
②論文の内容をもっと充実したものにするために、もう一度書き直すつもりです。
(为了能够让论文的内容更加充实,我打算再重新写一遍。)
③みなさんのおかげで昨日のパーティーをたいへんよい雰囲気にする事ができました。
(多亏大家的捧场,才把昨天的晚会气氛搞得那么好。)
(2)
①医者になることを目標にしてがんばってきました。
(为了能成为一名医生,我奋斗到至今。)
②中国は近年来、経済の発展を中心にしてきた。
(中国近几年来一直以发展经济为中心开展了各项工作。)
③博士号を取る事を目的にして長年論文を書き続けてきた。
(为了能够拿到博士学位,几年来我一直在写论文。)

238.…を…はじめ(とする)。
「…を代表として、みんな…」という意を表す時の使い方。
①親をはじめとしてみな兄の帰国を待っている。
(父母以及家人们都在等待哥哥的回国。)
②三年来、指導教官の先生をはじめ、みなさまには大変お世話になりました。
(三年来,我给导师和大家添了不少麻烦。)
③北川先生をはじめ、みなさまにもよろしくお伝えください。
(请给北川老师和其他各位代好。)

239.…は(が)…せる(させる)。
動作主の使役行為を表す言い方。
①先生が行かせたのです。彼が自分で行ったのではありません。
(是老师让他去的,不是他自己去的。)
②母が無理に習わせたのです。
(是妈妈强迫让我学的。)
③多分親がわざわざそう言わせたのよ。
(肯定是父母特意让他那么说的。)

240.…は(が)…に…せる(させる)。
「動作主が相手に使役行為を起こさせる」という意を表す言い方。この文型は使役行為が自動詞の時に使うが、「…は…を…せる(させる)」と言ってもかまいません。そして、このような使役文は普通、動作主が目上の人である場合に使う。動作主が目下の場合に使役文を使うと失礼になる場合が多いから、気をつけた方がいい。
①先生は毎日学生に(を)朝早く来させている。
(老师每天都让学生早一点到校。)
②社長はいつも中山さんに(を)出張に行かせている。
(社长总让中山君出差。)
③母は子供に(を)自分でお風呂に入らせている。
(妈妈让孩子自己洗澡。)
④父は息子にお酒を買いに行かせた。
(父亲让儿子去买酒了。)
⑤あの先生はいつも冗談を言って学生を笑わせます。
(那位老师总是说笑话逗大家乐。)

241.…は(が)…に…を…せる(させる)。
「動作主(普通は目上の人)が相手に何かをさせる」という意を表す時に使う言い方。この文型は使役行為が他動詞の時に使う。
①先生は毎朝学生に本文を読ませている。
(老师每天早上都让学生读课文。)
②父は息子にたくさんの年賀状を書かせている。
(父亲让儿子写很多贺年卡。)
③課長は久保田さんに明日の会議の資料をコピーさせた。
(科长让久保田复印了明天开会的资料。)

242.…は(が)…を…せる(させる)。
動作主の使役行為を表す言い方。自・他動詞両方可。
①木村課長がコピーをさせている。
(木村科长让(某某)复印。)
②母が家事を手伝わせている。
(母亲让(某某)帮做家务。)
③先生がノートをとらせている。
(老师让记笔记。)
④(あなたは)父を怒らせるな。
((你)别惹爸爸生气了。)
⑤「女を泣かせる男はよい男ではない」という言い方もある。
(有句话说:“让女人哭泣的男人不是好男人”。)

243.…は(が)…から(に・によって)…れる(られる)。
(1)「…が…に…行為を受ける」という意を表す言い方。行為をするのが、団体の場合は普通「…から」を使う。
(2)普通、行為をする側の動詞が自動詞の場合、行為を受ける側は迷惑であるという意を表す。
(1)
①私は昨日先生にひどく怒られました。
(昨天我被老师狠狠地批评了一通。)
②彼女は大学の時代、学校から日本へ留学に派遣された事がある。
(她在读大学的时候,曾被派到日本留学。)
③私は今朝早くから母に起こされてしまって、大変眠いです。
(今天早上我很早就被妈妈叫醒了,所以我现在很困。)
④私は速く本を返すように図書館から注意されました。
(图书馆催我快一点还书。)
⑤あのスターに関する噂はインターネットによってすぐ広がりました。
(有关那个明星的诽闻,很快通过网络传播开了。)
(2)
①夕べは友達に来られて全然勉強が出来ませんでした。
(昨晚由于来了位朋友,所以我根本没能学习。)
②あの人は小さい時から、母に死なれて、大変苦労したそうです。
(听说他从小就失去了母亲,所以受了不少苦。)
③夕べは隣の子供に泣かれて全然眠れませんでした。最悪です。
(昨晚因为邻居家的孩子哭闹不停,一点都没睡好。真是倒霉透了。
④昨日、近所の家が泥棒に入られて大騒ぎになりました。
(昨天邻居家被盗了。因此,引起了一场不小的轰动。)
⑤家のすぐ近くに高いマンションを建てられて、日当たりが悪くなりました。
(我家跟前盖起了高高的公寓,所以采光变得很差。)

244.…は(が)…で…れる(られる)。
ある手段・方法・材料によってある行為が成立するという意を表す言い方。
①このタンスは松の木で作られたものです。
(这个衣柜是用松树做的。)
②これはキノコで作られた料理です。
(这是用蘑菇做的菜。)
③この服はリサイクルの材料で作られたものです。
(这件衣服是用再生材料做成的。)

245.…は(が)…に…を…れる(られる)。
自分の体の一部、所有物、かかわりのあるものが、ある人の行為を受けた場合の言い方。普通、迷惑だと感じる場合に使う事が多い。
①昨日、電車の中で(私は)隣の人に足を踏まれて痛かったです。
(昨天在电车里我的脚被人踩得好痛。)
②(私は)新しい服をタクシーのはねた泥水に汚されて大変腹が立ちました。
(新衣服被出租车溅上了泥水,可把我气坏了。)
③(私は)子供にファミコンを壊されてたいへん困っています。
(孩子把我的电脑给弄坏了,简直让我不知如何是好。)

246.…は(が)…れる(られる)。
(1)ある行為の対象を主語にして、社会的な事実や公的な事柄を客観的に述べる時に使う言い方。迷惑だという感情的なニュアンスは一切ない。そして、その行為をするのは特定な人ではないので、「…に」という形を取らない。
(2)行為者の行為への尊敬の意を表す言い方。「…に」という形を取らない。
(3)自然に「…が…れる(られる)」という意を表す言い方。この場合、普通「思う、思い出す、浮かぶ、思い浮かぶ、感じる」という動詞が使われる。
(1)
①この大学の創立四十周年の記念行事は三日間にわたって盛大に行われました。
(我校连续三天盛大地举行了建校四十周年的纪念活动。)
②大木先生の論文集は来月の上旬に発売される予定だそうです。
(听说大木老师的论文集预计在下个月的上旬发行。)
③あの人は大変有名な学者なので、全国の人々によく知られている。
(他是一位很有名的学者,因此,全国的人民都知道他的名字。)
(2)
①先生はいつお国へ帰られますか。
(老师您什么时候回国?)
②社長がいつ来られたか、誰も気づいていない。
(谁都没有注意到社长是什么时候到来的。)
③先輩はいつここへ引っ越されたのですか。
(学长是什么时候搬到这里来的。)
(3)
①小さい時の写真を見ると、故郷にいる母親の顔が目の前に浮かび出される。
(每当我看到我小时候的照片,眼前就会浮现出母亲的面容。)
②きれいな月夜になると恋人が思い出される。
(每当到了美丽的月夜,我就会(不由自主地)想起我的恋人。)
③母が編んでくれたセーターを着るたびに母の温もりが感じられる。
(每当我穿起母亲编织的毛衣时,我都会感受到母亲的温暖。)



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