動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな> + 思いをする ・
思いがする ・
覚えがある ・
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♪ 会話 ♪
李 :部長の仕事に賭ける情熱には、頭が下がる思いがするよ。正に仕事の鬼だね。
山田:でも頭ごなしに怒鳴られて、嫌な思いをした者も少なくないよ。僕もその一人だがね。
李 :僕は今までに、一度もそんな覚えはないなあ。
山田:たぶん、部長の覚えがめでたいんだろ。
♯ 解説 ♭
「~思いをする」は話者の感情・感覚を表します。この表現は「悔しい思いをする→悔しく思う」のように言い換えることもできます。「~思いがする」は自然にわき上がる感情・感覚を表しますが、もともと「~がする」(→文型031)は人間の五感を表す文型です。
なお、「~覚えがある」は 感情・感覚ではなく、「~記憶がある/~経験がある/~自信がある」などの意味を表します。→例題1)
§ 例文 §
1.湯上がりに冷たいビールを飲むと、生き返る思いがする。
2.日本に来たばかりの頃は、何度となく不愉快な思いや、 恥ずかしい思いをしたものだ。
3.車の運転にかけては、いささか腕に覚えがあります。
4.僕は君のやり方を批判したけれど、君自身の人格まで誹謗中傷した覚えはない。
5.あれほど触るなと言っておいたのに、このパソコンをいじったのは君だね。身に覚えがあるだろ?
★ 例題 ★
1) 私が歌手(にとって/として)一人立ちできる(までに/まで)は、ずいぶん辛い(思いもした/覚えもあった)。
2) 彼には確かどこ( )で会った(ようだ→ )覚えがあるんだけど、どこで(だ→ )っけ?
(^^)前課の解答(^^)
1) 書き(→文型100)/漏らす(~損なう:→125P)/ように
2) 書き/ない(~ように:→445P)/注意し(〔ます〕形+なさい)