(は)
名詞 :である /でない + 限り(は)
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>
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♪ 会話 ♪
李 :部長からこの企画を任された限りは、なんとしても成功させたくてね。それで、君の力を借りたいんだけど。
真理:私にできることなら、何でもするわよ。
李 :今度の新商品は主婦層を対象にしたものなので、女性の視点から発想しない限り無理だと思ってね。
真理:一口に主婦層といっても、ニーズも多様化してるわ。
♯ 解説 ♭
「~限り」は仮定と既定(理由)の接続助詞の働きをします。仮定の時は「~する間は絶対~」、既定の時は「~からには」(→文型056)や「~以上」(→文型009)と同様に「~だから、必ず~」を表す理由の表現になります。
学生である からには 勉強しろ。
以上
限り
「~ない限り」は、例文4、5のように「(~する/~しない)間は、絶対~/~しなければ、絶対~」を意味するようになりますが、これは「~なければ」の強調表現と考えていいでしょう。
§ 例文 §
1.生きている限り、先生から受けた御恩を忘れることはありません。
2.戦争が続く限り、人類の悲劇は終わらないだろう。
3.土下座でもして謝らない限り、決して彼を許さない。
4.相手方が非を認め賠償金を支払わない限り、我々は告訴することも辞さない。
5.彼は頑固だから、よほどのことがない限り、自分の説を変えることはないだろう。
★ 例題 ★
1) 使い捨ての消費文化(が/を)(変わる/変わらない)限り、ゴミ問題(を/が)根本的に解決されることはない。
2) 雨天( )(ある→ )限り、運動会は予定通り(行う→ )つもりです。
(^^)前課の解答(^^)
1) だから/だけ (→文型131)/ていく(~ていく→文型177)
2) 信じられない/で(手段)/が(「と」も可→文型154)