名詞 : × + か否か
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×> かどうか
かどうかにかかっている
か否かにかかっている
________________________________________
♪ 会話 ♪
良子:その人が成功するか否かは、何によって決まるのかしら。あなた、どう思う?
李 :才能があるかどうかじゃないのかなあ。いくら努力しても駄目な人もいるしね。それに運もあるなあ。
良子:でも、「玉磨かざれば光なし」って言うし、努力なくして成功はあり得ないと思うわ。
♯ 解説 ♭
「~か否か」は文語表現で、口語の「~かどうか」と同義です。また例文5のように「(~かどうか/~か否か/~如何)にかかっている」の形もよく使われますが、この「~にかかっている」は「~によって決まる」を意味します。
合格するかどうか(・か否か)は、努力するか(・か否か)にかかっている。
§ 例文 §
1.それが事実かどうか、調査する必要がある。
2.賛成か否か、自分の意見をはっきり言いなさい。どっちつかずは卑怯です。
3.原発を存続させるか否かをめぐって、国論は真っ二つに割れている。
4.やるか否かは、状況如何にかかっている。
5.この製品が売れるかどうかは、宣伝が充分かどうかにかかっている。
★ 例題 ★
1) 勝てる(や否や/か否か)は天(のみ/しか)ぞ知るだよ。やってみなく(たって/ちゃ)わからないさ。
2) おいしい( )どう( )は食べてみればわかる。実践 こそ真理に近づく道では(ある→ )まいか。
(^^)前課の解答(^^)
1) が/と言えば/しよう(→文型441)
2) か/と/言えない(陳述副詞:一概に~とは言えない)