名詞 : × + くらい(ぐらい)
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>
(注:「こ・そ・あ・ど」接続する時を除けば「ぐらい」が普通)
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♪ 会話 ♪
良子:わざわざ出かけて来たのだから、お茶の一杯ぐらい入れてくれてもいいと思うけど。
小孫:揚げ物の最中だから待ってよ。一口食べれば、僕の料理の腕がどのくらいかわかるよ。
良子:それにしても孫君はまめね。いつも自炊してるの?
小孫:自炊しなけりゃ、僕たち留学生は生活できないよ。
♯ 解説 ♭
程度を表す「~くらい」の用法ですが、総じて言えるのは低いレベルの例示に多く使われます。「~ほど」(→文型392)も同様に程度を表します。
例えば下の例で「~ほど」を使った場合、「~ぐらい」で表現された「新聞を読むわずかな時間もない」という話者の失望や残念な感情は消え、普通の客観的な程度の例示になります。
忙しくて、例えば新聞を読む時間がないぐらいだ(・ほどだ)。
そして、例文3~5や下例のように、「そんな簡単でささやかなこと」という最低限の程度を例示する文では「ほど」が使えなります。→例題1)
ひらがなぐらい(×ほど)読めますよ。馬鹿にしないでください。
遅れるときは電話ぐらい(×ほど)しなさい。
§ 例文 §
1.この一ヶ月というもの、忙しくて新聞を読む暇もないぐらい(⇔ほど)だ。
2. 彼女の清潔癖は、ほとんど病的なぐらい(⇔ほど)だった。
3.転んでちょっとけがをしたぐらいで、大げさに騒ぐな。
4.手紙の一本ぐらいくれてもいいのに、日本に行ってから何の音沙汰もない。
5.食事の前には、手ぐらい洗いなさい。
★ 例題 ★
1) 馬鹿(に/を)しないでください。これ(くらい/ほど)のことは、子供に(だって/って)できますよ。
2) その事件が(起こる→ )のは、それは(不気味だ→ )ぐらい(静かだ→ )ある夜のことだった。
(^^)前課の解答(^^)
1) ぐらい/ように(→文型446)/とは(→文型242)
2) だけ(~だけあって→文型132)/で/し(→文型429)