御(お/ご)+ 動詞:[ます]形 + する/いたす ・
になる/なさる
御(お/ご)+ 動詞:[ます]形 + ください ・
願えませんか
なさい
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♪ 会話 ♪
李 :部長、田中様がお見えになりました。こちらにお通しいたしましょうか。
部長:うん、そうしてくれたまえ。
田中:突然お伺いいたしまして、御迷惑ではなかったでししょうか?
部長:いえいえ、そんなことはございません。さあ、どうぞ。
♯ 解説 ♭
「(お/ご)~する/いたす」を謙譲形、「御(お/ご)~になる/なさる」を尊敬形とも呼びます。敬語は場面や相手によって複雑に変化しますので、一言で説明することは困難ですが、私は下げる(=謙譲語)、相手は上げる(=尊敬語)と覚えておくといいでしょう。
「御」は「お」とも「ご」とも読みなす。 「お約束する・お料理する」や「ご案じになる・ご案じいたす」などの例外がありますが、一般に和語動詞には「お」、漢語動詞(「~する」動詞)には「ご」がつくと考えればいいでしょう。
§ 例文 §
1.あのう、ちょっとお尋ねしますが、この近くに郵便局はないでしょうか。
2.申し訳ございませんが、もう少々、お待ち願えませんか。
3.私がご案内いたします。さあ、こちらへどうぞ。
4.では、ご主人がお帰りになられましたら、私の方にお電話くださるようお伝えいただけませんか。
5.当ホテルをご利用のお客様には、特別ディナー招待券を差し上げております。どうぞご利用ください。
★ 例題 ★
1) お買い上げ(する/になる)かどうかはともかく、一度お(召し/召し上がり)(して/になって)みてください。
2) どうぞ、お(入る→ )ください。( )(待つ → )しておりました。
(^^)前課の解答(^^)
1) せいか(悪い結果)/に(変化の結果)/てしまいました(不本意)
2) で/で(理由)/と(「お気の毒です」が省略・感情発生→文型203)