どんなに + 動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな> + ことか
どれほど ことだろう
なんど
なんと
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♪ 会話 ♪
李 :忙しくて、てんやわんやなのに、あろうことか、うちのかみさん、風邪を引いちまってね。
山田:なんだ、そんなことか。僕はてっきり奥さんが大病で倒れたのかと、本気で心配してたんだぞ。
李 :「なんだ、そんなことか」はないだろう?女房が寝込むとどんなに大変なことかを思い知らされたよ。
♯ 解説 ♭
「~ことか/~ことだろう」は話し手個人の気持ちを表す感嘆表現で、「どんなに/どれほど/何度/なんと」などの副詞と呼応することが多いのでしょう。文末では「~ことか」「~ことだろう」のどちらを使ってもかまいませんが、会話では「~ことだろう/~ことでしょう」や、「なんと~こと!」のように「だろう」も省略して使うことが多いでしょう。「~ことか」はどちらかといえば、書面語に属します。
感嘆表現には「~ものだ」(→文型421)もありますが、使う場面が異なりますから、併せて参照してください。
§ 例文 §
1.君のことをどんなに心配したことか。でも、無事でよかった。
2.何度君に忠告したことか。しかし君はそれに耳を貸そうともしなかった。
3.あれからもう十年か、何と月日の経つのは早いことだろう。
4.いじめを受けて自殺した少年は、どんなに辛く、くやしかったことだろう。
5.あなたのいない毎日が、どれほど寂しかったことか。
★ 例題 ★
1) 今までに何度死にたいと思った(の/こと)か。(そんな/あんな)時、いつもこの子が私に生きる勇気を与え(てもらった/てくれた)んです。
2) 君のお父さん( )生きていたら、君の立派に成人した姿を見て、どれ( )( )喜んだこと( )( )( )。
(^^)前課の解答(^^)
1) として(→文型237)/ぬ(→文型121)/こそあれ
2) 読め/すれ/と(~となると→文型253)