動詞:た形 + ことがある ・
こともある
動詞:原形・ない形 + ことがある ・
こともある
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♪ 会話 ♪
李 :ちょっと息子のことで残念なことがあってね。
山田:残念って、何が?
李 :息子のサッカー・チームは今まで一度も全国大会まで行ったことはなく、今度こそと応援していたんだが、今一歩のところで負けちゃってね。
山田:うまく行くこともあれば、行かないこともあるさ。
♯ 解説 ♭
「~ことがある」「~こともある」は前に来る動詞が原形か過去・完了形かで意味が変わてくるので、注意する必要があります。
動詞の過去・完了形(た形/なかった形)と結びついたときは過去の経験を表します。しかし、動詞の原形・ない形と結びつくときは「現在もときどき~している」経験や事実を表します。
彼には会ったことがある。<以前>
彼には会うことがある。 < 今も、ときどき>
§ 例文 §
1.どこかで見たことがある顔だなあ、えっと、誰だったっけ?
2.○○って何?見たことも聞いたこともないなあ。
3.「猿も木から落ちる」とでも言いましょうか、彼ほどのベテランでも失敗することはあります。
4.言葉遣いを間違うと、相手に誤解されることもあるから、気をつけた方がいい。
5.この子の将来を考えると、心配で夜も眠れないことがある。
★ 例題 ★
1) 彼(と/に)は知人の葬式で一度顔を(合わせる/合わせた)きりで、ゆっくり(話す/話した)ことはない。
2) その店には今でも時々(行く→ )ことがあるが、彼にはまだ(会う→ )ことが(ある→ )。
(^^)前課の解答(^^)
1) ことか/そんな(相手の発言を指す「そ」)/てくれた
2) が(従属節中の主語は「が})/ほど/だろう